BAS主催UCSFセミナー 9月20日(火)午後7時〜

【 BAS主催UCSFセミナー 9月20日(火)午後7時〜 】

今回のUCSFセミナーではUCSFの駒野-井上清香さんに「State-dependent control of reproductive behavior(体内状態依存的な生殖行動の制御)」という演題でお話いただきます。

駒野さんは東京大学医学系研究科で、睡眠等の行動に伴う嗅覚神経回路の再編について研究し、学位を取得されました。現在はUCSFに留学中で、引き続き神経生理学の研究に従事されています。私達の脳内の神経回路が行動を制御する仕組みを明らかにするため、生殖行動に着目し、性ホルモンが作用する視床下部の神経回路がどのように生殖行動をコントロールするのかを研究されています。

今回、駒野さんの所属されている研究室(Nirao Shah lab)がUCSFからStanford Universityへ移動されることになりました。そこで、UCSFを離れる前にご自身の研究についてお話いただく予定です。是非ご参加ください。

演題名:「State-dependent control of reproductive behavior」
   (体内状態依存的な生殖行動の制御)

演者:駒野-井上 清香  (Sayaka Komano-Inoue)
所属:UCSF (10月よりStanford University)
日時:9月20日(火)午後6時30分開場、7時講演開始
場所:UCSF Mission Bay Campus, Byers Hall, Room 215 (2階)
   1700 4th St, San Francisco, CA 94158
   いつも使用しているRoom N114とは部屋が異なりますのでご注意ください。
参加費:$5(軽食を用意します)、学生無料

準備の都合上、参加希望の方は9月16日(金)までに戸田 聡までお申し込みください。

会場の案内:建物の入り口(扇形の階段の左下)に警備デスクに繋がるインターフォンがあります。入り口を開けてもらい、建物中央にある警備デスクで入館手続きを済ませて下さい。建物に入る際にPhoto IDの提示を求められますので、運転免許証などの身分を証明できるIDをご持参下さい。


演題概要:
空腹時、私たちは積極的に食事を行いますが、満腹時には行いません。このように、私たちの行動は体内の状態によって変化します。体内の状態を表すものとしてホルモンが挙げられます。そして、行動のコントロールには脳内の神経回路の活動が深く関わっています。それでは、ホルモンは神経回路にどのように作用し、体内の状態に合わせて行動を変化させるのでしょうか。我々のグループでは、性ステロイドホルモンと、その受容体を持つ視床下部の神経回路に着目し、生殖行動をコントロールする神経回路ロジックの解明に取り組んでいます。本講演では、これまで私が行ってきた解剖学的・生理学的・行動学的解析をまとめ、今後の展望について議論を行いたいと考えています。


【 9月20日(火)開催報告 】
今回のUCSFセミナーではUCSFの駒野-井上清香さんに「State-dependent control of reproductive behavior(体内状態依存的な生殖行動の制御)」という演題でお話いただきました。
駒野さんは、私達の脳内の神経回路が行動を制御する仕組みを明らかにするため、生殖行動に着目し、性ステロイドホルモンが作用する視床下部の神経回路がどのように生殖行動をコントロールするのかを研究されています。先行研究において、視床下部にある性ホルモン受容体を発現する神経細胞を除去したマウスでは生殖行動が減少することが示されました。駒野さんはこの研究をさらに発展させ、性ホルモンや生殖行動の刺激によって性ホルモン受容細胞がどのように応答するのか、またその意義を生理学的、行動学的手法を用いて明らかにしました。質疑応答も活発に行われ、神経回路の必要十分性や性ホルモンの生殖行動以外の行動への影響、神経生理学で用いられる実験手法について等、たくさんの質問が出ました。今回の参加者は22名で、活気溢れるセミナーになりました。
あらためまして、貴重なお時間を割いて御講演頂いた駒野さんに御礼申し上げます。

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ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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