BAS主催 UC Berkeleyセミナー 6月19日(金曜日)午後七時 

 今回のベイエリアセミナーは、Buck Institute for Research on Aging においてポスドクをされている赤木一考 (Akagi, Kazutaka)さんに、ショウジョウバエを用いた腸の恒常性と寿命についてのお話をしていただきます。腸 の恒常性は、加齢や腸疾患によって損なわれることが知られています。そして近年、腸の恒常性維持が個体の寿命に大きく影響することがショウジョウバエをモ デルにして明らかにされてきました。一方、栄養制限 (Dietary Restriction; DR) は、多くのモデル生物で寿命を延長させる方法であることが知られています。しかしながら、DRと腸の機能性、恒常性との関係およびその分子機構はほとんど 明らかにされていません。
 本セミナーでは、DRが腸の恒常性維持と寿命にどのように影響するのか、ショウジョウバエを用いた研究からの知見をお話しして頂きます。
 

日時
6/19 金曜日 UC Berkeley, Li Ka Shing center, 4F セミナー室
6:30 開場、7:00~ セミナー

参加費
$5(ピザ、軽食、ソフトドリンクを用意します)、学生無料
準備の都合上、参加希望の方は前日までに山口までご連絡ください。

演者
赤木一考
Kazutaka Akagi

Postdoctoral fellow,
Pankaj Kapahi laboratory,
Buck Institute for Research on Aging

演題: 腸の健康と寿命 〜ショウジョウバエからの知見〜

要旨:
  腸の恒常性は、加齢、または炎症性腸疾患、セリアック病などの腸疾患によって損なわれることが知られています。近年、腸の恒常性維持が個体の寿命に大きく 影響することがショウジョウバエをモデルにして明らかにされてきました。一方、栄養制限 (Dietary Restriction; DR) は、酵母、線虫、ショウジョウバエ、哺乳類と多くの種に渡って寿命を延長させる方法であることが知られています。また、DRは寿命を延長させる効果だけで なく、神経変性、ガン、糖尿病、循環器系疾患などの様々な老化に関連した疾患の予防に役立つことが明らかにされています。しかしながら、DRと腸の機能 性、恒常性との関係およびその分子機構はほとんど明らかにされていません。
 本セミナーでは、DRが腸の恒常性維持と寿命にどのように影響するのか、ショウジョウバエを用いた研究からの知見をお話しさせて頂きます。

<開催報告>
今回のBAS Berkeley セミナーではBuck Institute for Research on Aging においてポスドクをされている赤木一考(Akagi, Kazutaka)さんに、ショウジョウバエを用いた腸の恒常性と寿命についてのお話をしていただきました。Berkeley および Buck Institute より、計8名の方にご参加いただきまして、セミナーでは活発な議論が交わされました。
赤木さんは加齢による腸の恒常性の変化と、その寿命に与える影響をショウジョウバエを用いて、研究されてきました。その分子機構をハエ遺伝学の手法を用いて示す事で、非常に新規で驚くような結果を発表して頂きました。
多くの質問、疑問が出て大変有意義なセミナーでした。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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