BAS主催UCSFセミナー 5月22日(金)午後7時

今回のUCSFセミナーでは、5月に帰国されるUCSF 勝野蓉子さんに乳癌幹細胞に関するお話をしていただきます。
勝野さんはUCSF Rik Derynck LabでTGF-βシグナルの研究に携わってこられました。TGF-βファミリーのシグナルは発生、分化から免疫能の調節に至るまで様々な生命現象において重要な働きを担っていますが、今回のセミナーでは、癌幹細胞をターゲットにした効果的な分子標的治療の開発を目指したシグナル伝達研究についてお話いただく予定です。ぜひご参加ください。
準備の都合上、参加希望の方は5月20日までに鹿島までお申し込みください。

演者:勝野 蓉子Yoko Katsuno, PhD
所属:Department of Cell and Tissue Biology, UCSF
講演タイトル:癌幹細胞、上皮間葉移行とTGF-βシグナル
Cancer stem cells, epithelial-mesenchymal transition and TGF-β siganling
日時:5月22日(金)午後6時30分開場、7時講演開始
場所:UCSF Mission Bay Campus, Genentech Hall, Room N114 (1階)
    600 16th St, San Francisco, CA 94158

参加費:$5(軽食を用意します)、学生無料

会場の案内:建物の入り口(扇形の階段の左下)に警備デスクに繋がるインターフォンがあります。入り口を開けてもらい、建物中央にある警備デスクで入館手続きを済ませて下さい。
建物に入る際にPhoto IDの提示を求められますので、運転免許証などの身分を証明できるIDをご持参下さい。

要旨:
癌は、癌幹細胞や分化した癌細胞などを含む多種類の細胞から構成されており、この癌細胞の多様性が癌の治療を困難にしています。癌を構成するこのような多種類の細胞の分化には可塑性があり、それを制御するシグナルの解析はより効果的な癌治療法の開発のために重要です。本セミナーでは、癌細胞の分化の制御におけるTGF-βシグナルの役割、特にTGF-βによる乳癌幹細胞の維持とそのメカニズムについてお話します。

<開催報告>
今回のUCSFセミナーでは、30人程の方にご参加いただきまして、5月末にご帰国される勝野蓉子さんに、乳癌幹細胞とTGF-βシグナリングに関するお話をしていただきました。
勝野さんは、UCSF Rik Derynck LabでTGF-βシグナリングの研究に携わってこられました。乳癌癌幹細胞において、TGF-βシグナリングがEMT (endothelial mesenchymal transformation)を促進することで重要な働きを担っていると考えられています。本発表では、TGF-β依存的な癌幹細胞性獲得の分子メカニズム機構の同定、さらに、分子標的治療確立へ向けた基礎研究の成果について、分りやすくご講演いただきました。また、TGF-βシグナリングがいかに面白いかについてもご言及いただき、フロアからは質問が絶えず、大変活発なセミナーとなりました。
ご帰国後は、東大・医学部の宮園研で、さらにTGF-βシグナリングのご研究を発展させるとのことです。最後になりますが、勝野さんにはBASの幹事を長年務めていただきました。研究でお忙しい中でもセミナーの運営に御尽力いただいて、幹事一同感謝しております。今後の更なるご活躍をお祈り申しあげます。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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