BAS主催 UC Davisセミナー 3月6日(金曜日)午後六時半

今回のUC DavisセミナーではUC Davis, Chemistry Department, Atsumi 研究室でポスドクをされている田代洋平さんに、代謝工学をテーマにお話をして頂きます。田代さんは,千葉大学大学院工学研究科で博士号を取得された後、Atsumi研究室で,細胞の代謝経路を遺伝子工学的に改良し,燃料や化成品といった有用な化学物質の生産に役立てる研究をされています。本セミナーでは、いわゆるバイオ生産における技術的な課題だけでなく、その背景にある社会的な問題やビジネスとして成立させるためにはどうしたら良いのかといった実用的なトピックまで幅広くお話しして頂く予定です。皆様奮ってご参加下さい。

日時:3月6日(金曜日)午後6時15分開場、講演6時30分開始
場所:Plant Reproductive Biology Bldg, Conference room
(http://campusmap.ucdavis.edu/?b=118)

建物の入り口には案内係を配置しますが、もし入ることができなければ田中(530-902-8738)までお電話ください。

演題:「持続可能社会に向けた代謝工学的なアプローチ」
演者:田代洋平(Tashiro, Yohei)
所属:UC Davis, Department of Chemistry, Atsumi lab

参加費:$5(ピザ、ビール、ソフトドリンクを用意します)、学生無料

準備の都合上、参加希望の方は3/4(水曜日)までに田中までご連絡ください。
それでは、当日お待ちしております。

講演要旨:
私たちは,環境問題や化石燃料の枯渇といった世界規模の問題に直面しています。それらの解決策として,再生可能資源のひとつであるバイオマスが注目を集め,その利用研究が盛んに行われています。石油や天然ガスなどの化石燃料と異なり,バイオマスは CO2に由来する資源であるため,バイオマスを利用したモノづくりでは,大気中CO2濃度の増大を避けることができます。バイオマスの利用をより現実的にするため,大腸菌や酵母といった微生物の代謝経路や遺伝子発現ネットワークの遺伝子工学的な改良が行われており,そのような分野は代謝工学と呼ばれています。本発表では,発表者のいままでの研究を交えながら,その分野の社会的な背景,実験的なアプローチ,そして現在の到達度を紹介し,参加者のみなさんと意見をシェアしたいと考えています。

<セミナー開催報告>
セミナーには演者の田代洋平さんを含めて16名の方に参加して頂きました。聴衆の専門分野は植物科学から心理学まで多岐に渡りましたが、専門外の方にも楽しめるよう洗練された内容のセミナーで、参加者みながとても楽しめたと思います。また、企業から代謝工学そのものに興味を持って来て下さった参加者の方々もおり、プラクティカルな議論が印象に残っております。
資源として限られた化石燃料から如何にしてより環境に良く再生可能なエネルギーへと転換していくのか、また将来転換していくための時間稼ぎをするにはどうしたらいいのか。そして、どのようにして利用可能な資源から効率的に目的物質を作り出すか、そのためには細胞内代謝経路にどのように手を加えていくべきか、どこまで効率化すれば工業として成立するのかといったお話から、代謝工学の楽しさの一端を味わうことができたように思います。
セミナーを引き受けて下さった田代さんには改めてこの場でお礼を申し上げます。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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