BAS主催 UC Berkeleyセミナー 5月30日(金曜日)午後七時

今回のベイエリアセミナーは、UC Berkeley, M. Levine lab のポスドクの深谷雄志(Fukaya, Takashi)さんに、博士課程時代の研究をお話しして頂きます。深谷さんは 東京大学分子細胞生物学研究所、泊研にてmiRNAの分子機構の解析を研究されてきました。miRNAが様々な生物現象、疾病等に深く関与している事は良く知られていますが、一方で miRNAが遺伝子発現を抑制する仕組みそのものの理解は遅れています。今回は生化学的手法によって明らかにされた、 miRNAの分子機構の解析のお話をして頂きます。

日時
5/30 金曜日 UC Berkeley, Li Ka Shing center, 4F セミナー室
6:30 開場、7:00~ セミナー

参加費
$5(ピザ、ビール、ソフトドリンクを用意します)、学生無料
準備の都合上、参加希望の方は前日までに山口までご連絡ください。

演者
深谷雄志 (Fukaya, Takashi) PhD

所属
Department of Molecular & Cell Biology, University of California at Berkeley

タイトル
Dissection of miRNA-mediated gene silencing
miRNAを介した遺伝子発現制御機構の解析

要旨
遺伝子発現の調節には転写レベルにおける制御に加えて、転写後段階における翻訳制御が重要な役割を果たしている。microRNA (miRNA)はゲノムにコードされた22塩基程度の小分子RNAであり、その配列に相補的な標的遺伝子からのタンパク質合成を抑制する転写後制御因子である。近年、miRNAによる遺伝発現制御が、発生や分化、形態形成といった多様な高次生命現象や、癌をはじめとする疾患に関与することが報告されており、その生物学的重要性が明らかになりつつある。一方で、miRNAが遺伝子発現を抑制する仕組みそのものの理解は遅れている。私は、miRNAの働きを試験管内で忠実に再現する新たな実験系を構築し、生化学的手法によってその分子機構の解析を行った。

<セミナー報告>
今回は久しぶりのバークレーでのセミナーで、UCSF、UC Davis からの参加者も含む総勢17名で行われました。深谷さんには、miRNA がどのように転写、翻訳を阻害するのかという事を、生化学的実験に基づき非常に分かりやすく説明して頂きました。多くの皆さんが興味を持っているトピックで、最新の研究成果でもあり、非常に活発な質問、議論が行われました。
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ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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