UCDavisセミナー 12月13日(金) 午後7時

今回のUC Davisセミナーでは、京都大学大学院農学研究科の助教であり、UC DavisのゲノムセンターComai研究室で二年間客員研究員をされてこられた赤木剛士さんに講演して頂きます。赤木さんはこれまでBASの幹事として精力的に活動されておりご存知の方も多いかと思います。来年一月の帰国にあたって、Davisで行われた仕事の集大成を紹介して下さるそうです。まだ発表前の貴重な研究結果、さらに所属先で開拓された新規ゲノム解析手法についても話して頂けるそうですので、皆様ぜひともご参加下さい。
赤木さんが今回話して下さるテーマは、「果物の進化と歴史」です。果物達が現在の果物としてのあり方をどのように確立してきたのか、ゲノム解析やインフォマティクス、進化学的解析を駆使して様々なトピックを紹介して下さいます。今回のBASセミナーではさらに、赤木さんが果物の栽培法についての相談や、ここDavisではどんな果物を植えるのが最適かなど、ごく一般的な質問にもきめ細かく答えてくださるそうです。どうぞご参加ください。
今回はDavis地区での2013年締めのセミナーとなるので、本発表後は忘年会も兼ねて議論に雑談にと大いに盛り上がり、気持ちよく新しい年を迎えましょう!

日時:12月13日(金曜日)午後6時半開場、講演7時開始
場所:Plant Reproductive Biology Bldg、 セミナー室
建物の入り口には案内係を配置しますが、もし入ることができなければ田中(530-902-8738)までお電話ください。

演者
赤木 剛士 博士
Takashi Akagi Ph.D.

カリフォルニア大学デービス校ゲノムセンターComai研究室 客員研究員
京都大学大学院農学研究科 果樹園芸学研究室 助教
Visiting Res, Comai Lab, Genome Center, University of California, Davis
Assistant Prof, Lab Pomology, Graduate School of Agriculture, Kyoto University

タイトル
『全ゲノムから紐解く「くだもの」の進化と歴史』
~「情報の海」から答えを釣り上げるには?~

Evolution and History of "Fruit Crops" untied by Whole Genome Information
- How Can Fish for Answers from "Ocean of Information”? -


参加費:$5(ピザ、ビール、ソフトドリンクを用意します)、学生無料

準備の都合上、参加希望の方は前日までに田中までご連絡ください。
それでは、当日お待ちしております!

要旨:
みなさん当たり前のように食べている果物ですが、その辺りに生えている何でもない草や木から、今の私たちが知っている美味しい果物が出来るまでには、長い歴史と熱いドラマが詰まっている事はご存知でしょうか?この過去のドラマの起こった原因を引き出せれば、今の農業や今後の育種に大きく貢献できると考えられています。
今や情報化の時代、大量のデータベースには生物の遺伝情報が過剰に蓄積され、「次世代」の名を冠した新技術の発展により、今まで遺伝子レベルでの研究とはあまり縁の無かった植物においても急激にゲノム解析が可能になりつつあります。そこで、今回のセミナーでは、そんな世に溢れかえった遺伝情報と全ゲノムワイドな解析を駆使して、重要な果物の進化と歴史を紐解いていこう!という話をさせて頂きたいと思っています。

本セミナーではDavisにて行いました研究の中から、以下をご紹介いたします。
1. 「モモが人と歩んだ道」:栽培化と品種分化
2. 「個性を求めた進化」:サクラ属植物の自家不和合性メカニズム
3. 「カキの世界は女性社会?」:性決定機構と倍数性進化

【イベント報告】

今回は今年最後のDavisでのセミナーであり、総勢21名の参加者で行われました。
赤木さんには、「くだもの」とは一体なんなのか、またDavis で育てるのに適した果物は何か、というところから、次世代シーケンサーを用いた最先端のゲノム解析による、モモ、カキにおいての分化過程の解析まで、幅広い範囲を丁寧にお話いただきました。
くだものの進化において人がいつどのように関わってきたのか、どのようなくだものが「選ばれて」きたのかということもとても興味深いものでしたが、先端技術によって得られた膨大な情報の中から自分が求めるものを適切に「釣って」来ることの重要性も実感させられました。
また、セミナー後の忘年会もかねた懇親会では遅くまで多くの参加者の皆さんが交流を広げられました。
赤木博士は二年間のDavis滞在中に、BASの幹事として精力的にご活躍され、多数の有意義なセミナー開催、広報にと様々な面で多大な貢献をされてきました。幹事一同感謝しております。今後のご活躍を期待しております。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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