BAS主催 UCDavisセミナー 8月23日 (金) 午後6時半

今回のUC Davisセミナー では、神戸大学大学院農学研究科より、UC Davis, Department of Biomedical Engineeringの Associate Professor Soichiro Yamada Labにvisiting scholar としていらしている、上田 修司さんに、骨各筋の機能に関わる低分子量G蛋白質の働きにについて解説していただき、骨格筋増加の分子メカニズムについてインスリン様増殖因子の細胞内シグナル伝達の研究を中心にお話しいただきます。筋肉量の増減は、年齢にも関係して起こる現象ですが、agingとの関係も交えてお話し下さる予定です。また近年興味をお持ちの、胎性期(マウス)における細胞内脂質シグナリングについてもお話しいただきます。

日時:8月23日(金曜日)午後6時開場、 講演6時30分開始
場所:Plant Reproductive Biology Bldg, セミナー 室
建物の入 り口には案内係を配置します が、もし入ることができなけれ ば村田(408-687-4225)まで電話 をください。

演者:上田 修司
Shuji Ueda (PhD). Associate Prof. Soichiro Yamada Lab, Department of Biomedical Engineering University of California, Davis / Graduate School of Agricultural Science Applied Chemistry, Kobe University

タイト ル:「骨格筋増加に関わるIGF-Iシグナル伝達におけるRhoファミリー低分子量G蛋白質の調節機構」
Title:Regulation of Rho family small GTPase in IGF-I signaling induced muscular hypertrophy

参加 費:$5(飲み 物、軽食込み)、学生無料

準備の都 合上、参加希望の方は前日までに村田までご連 絡ください。

【要旨】
骨格筋は、運動機能だけでなく、糖、アミノ酸、脂質代謝の調節に大きく関わっています。骨格筋は、筋サテライト細胞から派生する筋芽細胞が分化・融合することによって、その体積を維持しています。高齢者では、加齢・不活動によって筋肉量が減少することが知られています。高齢者の筋力の減退は、糖尿病をはじめとした代謝疾患の原因となっています。

我々は、これまでの研究によって低分子量G蛋白質Rhoファミリーに属するRac1が、インスリンによる骨格筋の細胞内シグナル伝達に関わり、筋細胞内にグルコースを取り込む糖輸送担体GLUT4の細胞膜移行を調節していることを明らかにしました。本発表では、筋肉の機能に関わる低分子量G蛋白質の働きにについて解説し、近年取り組んでいる骨格筋の増加に関わるインスリン様増殖因子の細胞内シグナル伝達の研究について紹介したいと思います。また、時間が許せば、現在関心を寄せているマウス胎性期における細胞内脂質シグナリングについてもご意見を伺いたいと思います。


【イベント報告】
夏休みという事で総勢11名の参加者でセミナーが行われました。
上田博士には、骨格筋細胞内でインスリンが筋細胞内にグルコースを取り込む糖輸送担体GLUT4の細胞膜移行調節にかかわっていることを、培養細胞、またKOマウスを使用し、分子生物学的に証明なさったいきさつを、お話しいただきました。また、IgF1がどのようなメカニズムで、筋肉の肥大化に関わっているのか、老化の問題とも絡め
てお話しいただきました。
上田博士はおよそ6ヶ月のDavisでの滞在でしたが、積極的に会にも参加してくださり、Davis幹事一同とても感謝しております。どうもありがとうございました。今後のご活躍を期待しております。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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