UCSFセミナー 7月3日 (水) 午後6時30分

今回のUCSFセミナーでは、7月にご帰国される千葉 恒さんと井原 裕一朗さんのお二方にお話いただきます。

 千葉さんは、UCSFのDepartment of Radiology and Biomedical Imagingで主に骨に関する臨床系の研究で2年間留学されていました。その充実された留学生活は「Dr.ChibaのI Love Bone」からも窺えます。セミナーでは、ご専門の「CTを使ったヒトの骨形態学」についてお話しいただく予定です。
 そして井原さんは、この約2年間、UCSFのCancer CenterでResearch Fellowとして研究されてきました。その間に携わってこられた、悪性脳腫瘍であるグリオーマや癌幹細胞をターゲットにした基礎的な研究から分子阻害薬を用いたトランスレーショナルリサーチまで幅広く紹介して頂きます。また、アメリカ滞在約5年間を振り返り、そのユニークなキャリアについてもお話しして頂く予定です。

分野の異なるお二人ですが、二者二様の興味深いお話しを伺えると思います。奮ってご参加下さい!


<セミナー詳細>
日時:
7月3日(水曜日)18:00開場、18:30講演開始
(Independence Dayの前日です。普段と違い、水曜日ですのでご注意ください)

場所:
UCSF Mission Bay Campus, Rock Hall 1階のAuditorium (Rm102)
セミナー後の懇親会は、同じ建物の2階のセミナールームの予定です。

会場の案内:
4th street側の入り口は関係者専用です。反対側(中庭側)にまわり、守衛室のある入口からお入りください。建物に入る際にPhoto IDの提示を求められますので、運転免許証などの身分を証明できるIDをご持参下さい

参加費:$5(学生は無料。軽食を用意します)

準備の都合上、参加を希望される方は7月1日(月曜日)までに「お名前」と「ご所属」を担当幹事の城戸までご連絡下さい。
<< 講演1>>
演者:千葉 恒 (Chiba, Ko)
所属:(i)長崎大学 整形外科 (Department of Orthopedic Surgery, Nagasaki University School of Medicine), (ii) Musculoskeletal Quantitative Imaging Research Group, Department of Radiology and Biomedical Imaging, UC San Francisco
タイトル:「骨の形を科学する - CT画像解析の最先端 -」
(The Science of Bone Morphology -The Cutting Edge of CT Image Analysis-)

要旨:
 骨の形には人類進化の歴史が刻まれており、その形態の全てに意味があります。それらは骨や関節の病気に密接に関与しており、種々の疾患に応じて様々な変化を呈しています。Computed Tomography(CT)には、病院で使用されるMulti-Detector Row CT(MDCT)だけでなく、micro CT、Synchrotron Radiation CT(SRCT)、High Resolution peripheral Quantitative CT(HR-pQCT)など種々のものがあります。本講演では、これらのCTを使ったヒトの骨形態学について紹介させていただきます。


<< 講演2>>
演者:井原 裕一朗 (Ihara, Yuichiro)
所属:Department of Neurological Surgery, UC San Francisco
タイトル:「神経膠腫(グリオーマ)、 癌幹細胞とトランスレーショナルリサーチ」
(Targeting Pediatric Glioma, -Cancer Stem Cell Biology and Translational Approaches-)

講演要旨は、コチラの6月28日(金)のUCDセミナーの要旨をご覧ください。


<イベント報告>
セミナー当日は、平日にも関わらず37名の方々にご参加いただきました。
 千葉さんの発表はグラフィックスを用いて骨内部の微細な構造を解き明かしていくもので、専門が異なる人にとっても直感的で分かりやすく、どうしてこんな風に骨が形作られるのかと興味をそそられる内容でした。また、2年間の留学生活がいかに有意義であったか、写真を交えながら御自身の評価を披露してくださいました。
 そしてBASの幹事も務めて下さっていた井原さんには、グリオーマの形成においてBRaf遺伝子の変異がどのようにCancer Stem Cellの維持や癌の拡大に関与しているか、さらに、ヒストン遺伝子の変異が関与する癌の拡大をどのように薬で抑えることが出来るか、最新のデーターを交えながら分かりやすく話していただきました。
 お二人のお話からは、常に二三歩先あるいはもっと先を見つめながら研究生活を送られている様子が伺え、御帰国されてからの更なるご活躍が期待されます。

セミナー後の懇親会では、閉室時間ギリギリまで多くの参加者の皆さんが交流を広げられていました。またセミナー開催の折には是非ご参加いただければと願っております。
帰国準備でお忙しいなか発表して下さった千葉さん、井原さんに改めてお礼申し上げます。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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