Bay Area Social Science Seminarの講演会(2月16日@UC Davis)

【Bay Area Social Science Seminar主催の講演会(@UC Davis)のお知らせ】

演題:新しい出生前診断と選別中絶をめぐる「良心的知識人」の言説と「日本的」対応

日時:2013年2月16日(土曜日)午後2時30分開場、講演午後3時開始(4時30分頃に終了予定)

場所: UC Davis, One Shields Ave., Medical Sciences 1C Bldg, Room 130, Davis, CA 95616
Location Map (Aggie Stadiumの南側; VP 56 Parkingに隣接)
Medical Sciences 1C Bldg: http://phs.ucdavis.edu/downloads/MS1C_map.pdf
UC Davis Campus Map: http://campusmap.ucdavis.edu

建物の位置は(One Shields Ave)で通常の地図検索しても出てこないので、上記の大学地図リンクをご覧下さい。当日、建物の入り口は施錠されています。入場時間(2:30pm - 3pm)には案内係を配置しますが、3時以降にお越しの方は兪(ゆう)(530-304-2261)まで電話をください。


講師:柘植(つげ)あづみ 氏
所属:スタンフォード大学 Department of Anthropology, Visiting Scholar
明治学院大学社会学部 教授(医療人類学専攻)

司会:兪 炳匡 (ゆう へいきょう), YOO, Byung-Kwang, MD, MS, PhD
所属:米カリフォルニア大学デービス校 医学部公衆衛生学講座 准教授(専門は医療政策・経済学), スタンフォード大学 医療政策センター 非常勤研究員

参加費:無料

*参加希望の方は前日までにまでご連絡ください。

【講演要旨】
日本では1970年代初めに胎児の染色体異常を検査して、妊娠継続を望まなければ中絶する(出生前診断と選別中絶)に対する反対運動があった。それも要因となって、日本の出生前診断の件数は北米に比べるとかなり少ない状態が続いてきた。 しかし、出生前検査とは意識されていないに妊婦への超音波検査の技術発展によって、胎児の「異常」を把握して中絶する件数が増えたと言う報告がある。さらに、2012年夏、これまでよりも安全で精確な新型出生前検査の臨床研究が発表され、議論が高まった。日本産婦人科学会はガイドラインを策定中だが、その議論をめぐってマスメディアに流されたのは「検査が簡易で安全、精確になると中絶が増えるので問題だ」という言説だった。出生前検査と選別中絶をめぐる政治に素朴に「中絶反対」を持ち出せる日本の「良心的知識人」がイメージしている「女性」とは、「胎児」とは何者か? 女性の選択権/自己決定権とは何か? 日米の中絶と出生前検査をめぐる法律と体制、調査に基づく女性の声も含めて問題提起する。


講師(柘植あづみ)略歴: Tsuge, Azumi 明治学院大学社会学部教授(医療人類学専攻)。
1960年生。埼玉大学大学院理学修士修了後、お茶の水女子大学大学院博士後期課程単位取得退学後、同大学院より博士(学術)授与。北海道医療大学教員を経て1999年より明治学院教員。『生殖技術―不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか』みすず書房(単著)、『妊娠―あなたの妊娠と出生前検査の経験を教えてください』洛北出版(共著)、東日本大震災女性支援ネットワーク編『東日本大震災における支援活動の経験に関する調査報告書』他。

主宰団体:Bay Area Social Science Seminar:UC Berkeley、UC Davis、 Stanford Universityの3大学に所属する研究者・学生の有志で始めたセミナー団体です。細分化が進む社会科学分野で、学際的なテーマをインフォーマルに(主に日本語で)話し合う場を提供することを目的としています。

ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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