UC Berkeleyセミナー 2月15日(金)午後7時

今回のバークレーでのBASセミナーは、幹事としてもBASの活動に携わってこられた蓑田あきさんに、ご帰国前の準備に慌ただしい中、これまでのご研究についてお話しいただきます。

あきさんは今年の4月より理化学研究所、横浜研究所にてユニットリーダーとして研究室を持つ事になっており、現職のLawrence Berkeley National Laboratory (LBNL)所属としては最後のBASセミナーとなります。あきさんは、ショウジョウバエをモデルとして用いた、ヒストン修飾、転写因子群の結合サイトをゲノムワイドに解析するmodENCODEコンソーシアムの一員として長年研究してこられました。今回はそのmodENCODEにおいて分かった、特定のクロマチンパターンと、それらの示唆される機能についてお話しして頂きます。あきさんはBAS のBerkeley地区の幹事としても長期活動され、様々なセミナーの企画、実行をされてきました。これがアメリカでの(しばらくは)最後のセミナーになると思いますので、皆様の参加お待ちしております。みんなで盛大に送り出しましょう!

日時:2月15日(金曜日)午後6時30分開場、講演7時開始
場所: UC Berkely Li Ka Shing center 4th floor, Berkeley, CA 94709
建物の入り口には案内係を配置しますが、もし入ることができなければ山口(510-292-0144)まで電話をください。

演者:蓑田あき
所属:Lawrence Berkeley National Laboratory

演題「ハエにおけるクロマチン修飾の網羅的解析」

参加費:$5(ピザ、ビール、ソフトドリンクを用意します)、学生無料
準備の都合上、参加希望の方は前日までに山口までご連絡ください。
それでは、当日お待ちしております!

【講演要旨】

Title: Comprehensive analysis of the chromatin landscape in Drosophila melanogaster

The packaging of DNA into chromatin has major implications for understanding how genome sequences function in eukaryotic cells. We have determined the genome-wide chromatin landscape/epigenome in Drosophila melanogaster by mapping 18 histone modifications and 17 chromosomal proteins by ChIP-array. By using a machine-learning approach, we determined 9 prevalent combinatorial chromatin patterns in the genome. We further integrated this analysis with other data, such as DNaseI hypersensitivity and GRO-seq (maps engaged polymerases) and have revealed discrete characteristics of chromosomes, genes, regulatory elements and other functional domains.

Heterochromatin plays an important role in maintaining genome stability, and its loss of structure in aged and cancer cells have been observed. We have further carried out a focused analysis on the pericentric heterochromatin epigenome and determined the regulation of gene activation in heterochromatin may differ from those in the euchromatin. ­We conclude that patterns of heterochromatin/euchromatin packaging show greater complexity and plasticity than anticipated.


【イベント報告】
今回は、あきさんのバークレーでの(しばらくは)最後のセミナーという事で、バークレー、UCSF、UC Davis、Stanfordのベイエリアセミナー参加のすべての大学より21名の参加がありました。ヒストン修飾、転写因子群の結合サイトをゲノムワイドに解析するmodENCODEコンソーシアムの一員として行ってこられた研究について、とても詳しく教えて頂きました。
その研究の際の抗体のバリデーションに関する苦労話には、参加者の皆さんも驚く所や、納得する所があり、免疫沈降法を用いたデータの質というものに関して非常に考えさせられました。
膨大な量のデータを解析することの難しさも垣間見えましたが、それ以上にこれらのデータがすべての人に利用可能で、どんな新しいことが発見されるかの期待感も非常に感じました。
最後には、あきさんの日本での新しいプロジェクトに関しても若干触れて頂き、参加者の皆さんを交えて議論が交わされました。
非常に多くの質問、議論で予定よりも大幅にセミナーが延びましたが、皆さん最後まで熱心にセミナーを聞いていらっしゃいました。
あきさん、BAS幹事お疲れ様でした、日本でのご活躍お祈りします!

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Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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