Bay Area Social Science Semi: 講演会 1月19日(土), 27日(日)

昨年11月に発足したBay Area Social Science Seminar主宰の講演会「なぜ女性は声を出せないのか―被災地での「支援者調査」に見る災害対応におけるジェンダーとミクロな「政治」」(1月19日(土)@UC Berkeley)と、討論会(1月27日(日)@UC Davis.)のお知らせです。

Bay Area Social Science Seminar:
UC Berkeley、UC Davis、 Stanford Universityの3大学に所属する研究者・学生の有志で始めたセミナー団体です。細分化が進む社会科学分野で、学際的なテーマをインフォーマルに(日本語または英語で)話し合う場を提供することを目的としています。

どなたでも参加可能ですので、ご興味のありそうな方は、までご連絡ください。

兪 炳匡(ゆう へいきょう)
Byung-Kwang Yoo, MD, MS, PhD
カリフォルニア大学デービス校 医学部公衆衛生学講座 准教授(専門は医療政策・経済学)
スタンフォード大学 医療政策センター 非常勤研究員



Bay Area Social Science Seminar主催の講演会(@UC Berkeley)のお知らせ

演題:なぜ女性は声を出せないのか―被災地での「支援者調査」に見る災害対応におけるジェンダーとミクロな「政治」
日時:2013年1月19日(土曜日)午後4時15分開場、講演午後4時30分開始
場所:3rd Floor Lounge of the Institute of East Asian Studies (IEAS) building, UC Berkeley
(called the Athletic Ticket Office on the campus map)
2223 Fulton Street, Berkeley, CA 94720-2318
For a location inquiry, please contact the Center for Japanese Studies (CJS): (510) 642-3156
当日、建物の入り口は施錠されています。入場時間(4:15pm - 4:30pm)には案内係を配置しますが、4時30分以降にお越しの方は兪(ゆう)(530-304-2261)まで電話をください。

講師:柘植(つげ)あづみ 氏
所属:スタンフォード大学 Departmetn of Anthropoligy, Visiting Scholar
明治学院大学社会学部 教授(医療人類学専攻)

司会:兪 炳匡 (ゆう へいきょう), YOO, Byung-Kwang, MD, MS, PhD

参加費:無料(ソフトドリンクを用意します)
参加希望の方は前日までにまでご連絡ください。



Bay Area Social Science Seminar主催の討論会(@UC Davis)のお知らせ

日時:1月27日(日曜日)午後3時45分開場、討論4時開始 (5時半頃に終了予定)
(*) 終了後に希望者と夕食会を予定。

討論会の演題:(2012年12月の)日本の衆院総選挙結果が今後の主要な政策に及ぼす影響(日本語)

場所: UC Davis, One Shields Ave., Medical Sciences 1C Bldg, Room 130, Davis, CA 95616
Location Map (Aggie Stadiumの南側; VP 56 Parkingに隣接)
Medical Sciences 1C Bldg
UC Davis Campus Map

建物の位置は(One Shields Ave)で通常の地図検索しても出てこないので、上記の大学地図リンクをご覧下さい。建物の入り口は施錠されています。入場時間(3:45pm - 4:00pm)には案内係を配置しますが、4時以降にお越しの方は兪(ゆう)(530-304-2261)まで電話をください。

司会:兪 炳匡 (ゆう へいきょう), YOO, Byung-Kwang, MD, MS, PhD
参加費:無料

参加希望の方は前日までにまでご連絡ください。
【講演要旨:1月19日@UC Berkley】
岩手、宮城、福島の3県において被災者への緊急対応と復興の支援をしてきた方40事例、50名へのインタビュー調査から見えてきたのは「声を出せない女性」の姿である。災害後の避難所において「ついたてを使いたい」「下着が欲しい」ということから、避難所運営への意見まで声を出せなかった内容は多岐にわたった。福島では「子どもを連れてすぐに避難する」ことの「嫁」としての難しさ、義援金や東電からの補償金が世帯主(ほとんど男性)に支払われることによる女性の意思決定の困難、復興政策に意見を出す機会を与えられない状況もあった。さらに夫に殴られるのを「夫もつらいのだから」と庇う女性の事例なども聞いた。これらのうち、いくつかの課題・問題は女性に限らず、障害者、外国人・外国籍の人、セクシュアル・マイノリティにも共通する。災害対応における人権擁護とジェンダー主流化が国際的な常識になっているいま、大勢の人々が支援に携わり、善意でボランティアに従事した日本で、なぜ「人権」・「ジェンダー」が主流にならなかったのか、家族・コミュニティレベルから国レベルの政策まで、事例を通して考える。

講師(柘植あづみ)略歴: Tsuge, Azumi 明治学院大学社会学部教授(医療人類学専攻)。

1960年生。埼玉大学大学院理学修士修了後、お茶の水女子大学大学院博士後期課程単位取得退学。同大学院より博士(学術)授与。北海道医療大学教員を経て1999年より明治学院教員。『生殖技術―不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか』みすず書房(単著)、『妊娠―あなたの妊娠と出生前検査の経験を教えてください』洛北出版(共著)、東日本大震災女性支援ネットワーク編『東日本大震災における支援活動の経験に関する調査報告書』他。


【討論会要旨:1月27日@UC Davis】

この討論会の目的は、専門的な研究の発表ではなく、(主に学生を対象に)米国スタイルの討論の方法論について学ぶことです。それゆえ、専門的な政策知識がなくとも、参加者全員が討論に加わることができるよう、討論のルールについての説明を司会者が先ず行います。

前回(12月16日)の討論会では、12月16日に行われた衆院総選挙の結果、原発・エネルギー政策と外交政策について討論しました。今回(1月27日)ではTPP (環太平洋戦略的経済連携協定)・消費税等のテーマについて討論します。これまで米国の大学での討論に参加し、語学以外の「壁」を感じた留学生・研究者の方には、「壁」を越える一助になるかもしれません。討論会は全て日本語で行います。


司会者(兪 炳匡)略歴: 大阪府生まれ。北海道大学医学部卒業後、国立大阪病院で臨床研修。1997年ハーバード大学より修士号(医療政策・管理学)、2002年ジョンズ・ホプキンス大学より博士号(PhD,医療経済学)取得後、2002-04年スタンフォード大学医療政策センター研究員(2004年以降非常勤研究員)、2004-06年米国厚生省・疾病管理予防センター(CDC)エコノミスト。2006年よりニューヨーク州ロチェスター大学医学部助教授として、医療経済学の研究と教育(大学院生を対象に医療経済学を講義・研究指導)に従事。2006年7月に「『改革』のための医療経済学」(メディカ出版;「日本経済新聞エコノミストが選ぶ経済・経営書ベスト20冊(2006年)」に選出)を出版。2011年9月より現職。研究領域は、カリフォルニア(加)州の民間医療保険の規制(規制法案に関連する科学的資料を作成し、加州議会に提出する委員会のメンバーを2012年より務める)、医療従事者(特に看護・介護分野)の需要・供給分析、高齢者介護制度の国際比較研究、大規模感染症時の公共政策(予防接種を含む)の経済評価、プライマリーケアの需要・供給分析、日本の医療保険制度改革、遺伝子スクリーニングを含めた予防医療の経済評価など広範囲にわたる。
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Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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