UC Davisセミナー 12月14日(金)午後7時

久しぶりにDavisでのBASセミナーを行います。今回のセミナーでは、バック加齢研究所でポスドクとして活躍する赤木一考さんに、ショウジョウバエの発生に関する最先端の研究をお話ししていただきます。主にショウジョウバエの脱皮ホルモンの作用メカニズムと食事制限下での寿命が延命するメカニズムについてです。後者は、高等脊椎動物においても食事制限下では、寿命が延命することが近年明らかになりつつあり、わたしたちの生活にも大きく関わっている身近なテーマです。赤木さんには、最新の研究成果も発表してもらう予定です。今回はDavis地区での2012年締めのセミナーとなるので、本発表後は、忘年会も兼ねた一杯で、議論に雑談にみなさんと大いに盛り上がり、(ちょっと気が早いですが)気持ちよく新しい年を迎えましょう!

日時:12 月14 日(金曜日)午後6時30分開場、講演午後7時開始
場所:Plant Reproductive Biology Bldg、 セミナー室
建物の入り口には案内係を配置しますが、もし入ることができなければ吉田
(530-219-2885)までお電話をください。

氏名:赤木 一考 PhD
Name:Kazutaka Akagi, PhD
所属:バック加齢研究所 Pankaj Kapahi研究室
Affiliation: Buck Institute for Research on Aging, Pankaj Kapahi lab.

演題:「発生タイミングと老化:ショウジョウバエから学ぶこと」
Title:Developmental timing and Aging: Lessons from Drosophila

参加費:$5(ピザ、ビール、ソフトドリンクを用意します)、学生無料
準備の都合上、参加希望の方は前日までに吉田までご連絡ください。
それでは、当日お待ちしております!

要旨:
 高等脊椎動物から無脊椎動物、あるいは植物を含めた多くの生物において、‘Developmental timing’を決める機構が存在すると考えられます。例えばキイロショウジョウバエでは、ステロイドホルモンであるエクダイソンが脱皮や変態のタイミングを正確に制御しています。私はショウジョウバエが蛹になるタイミングを決める機構について研究を行い、エクダイソンによって誘導される転写因子Blimp-1が、標的であるFTZ-F1の発現タイミング決めることで蛹化のタイミングが決まることを明らかにしました。
 近年では、インスリンシグナルやTORシグナルなどの栄養感知シグナルが‘Developmental timing’の決定に重要な役割をすることが明らかにされています。現在私は、寿命というタイミングがどのようにして決まるのかに興味を持ち研究を行っています。本セミナーの後半では、食事制限(Dietary Restriction)が寿命に与える効果と筋肉の重要性についてお話ししたいと思います。


【イベント報告】
今回のセミナーでは、赤木一孝さんに、ショウジョウバエの発生に関する最先端の研究のお話ということで、ハエが幼虫から成虫へ変態していく過程を制御しているホルモンに関してやショウジョウバエの寿命がどのように決められているのかについての最先端のお話を伺うことができました。とくに、近年、いろいろな動物種での寿命がどのように決められているのかについて分子生物学的研究が進んでおり、今後の画期的な躍進が感じられるお話をしていただきました。身近に興味のある話題ということで、参加者の多くから分野の垣根を超えた熱い質疑討論がなされ、セミナーは締めくくられました。また、本セミナーは、2012年最後ということで、セミナー後の歓談は、忘年会を兼ねました。
そのため、幅広い分野からご参加頂き、生物学系の研究者やその関係者のみならず、環境系・情報系の研究者、法学部生といった方々が集い、夜遅くまで楽しい時間を共有させて頂きました。
当日は総勢35名の方々にご参加頂きました。
DSCF4728 for web


ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
賛助会員一覧
こちらの企業の皆さまに活動をご支援いただいています (アルファベット順)

・ CarnaBio USA
・ SanBio
・ TORAY
 
カテゴリ
 
リンク
 
最新記事
 
月別アーカイブ
 
検索フォーム
 
RSSリンクの表示
 
QRコード
QRコード