UC バークレーセミナー 3月15日(木)7時

京都大学物質-細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS)准教授の仙石慎太郎さんに、「幹細胞研究の国際動向とコンピテンシー:国・研究機関における書誌学的ポートフォリオ分析」という演題でセミナーをして頂きます。幹細胞研究は、医薬・医療応用への期待が非常に高く、研究促進・インフラ整備のために巨額の投資が行われています。一方で、その投資効率を検証する社会科学的研究は乏しいままです。今回のセミナーでは、これらの問題に対処するための、定量的評価の手法論の開発、およびそれを用いた米英日地域の幹細胞研究評価についてお話しして頂きます。スピーカーの仙石准教授は東京大学大学院理学系研究科生物化学博士課程修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、東京大学大学院薬学系研究科、独立系ベンチャーキャピタル、京都大学産官学連携センター寄附研究部門准教授等を経て、2009年4月より現職。普段の生物学のセミナーとは少し異なったテーマのセミナーです。幅広い分野の皆様の参加をお待ちしております。

日時:3月15日(木曜日)午後6時30分開場、講演7時 開始
場所:UC Berkely Li Ka Shing center 4th floor, Berkeley, CA 94709

演者: 仙石慎太郎 Shintaro Sengoku
所属: 京都大学 物質-細胞統合システム拠点 (WPI-iCeMS) 准教授、東京大学 薬学部 非常勤講師

演題 幹細胞研究の国際動向とコンピテンシー:国・研究機関における書誌学的ポートフォリオ分析
International Trends and Competencies of Stem Cells Research: Bibliometric Portfolio Analyses across Nations and Research Institutes

参加費:一人5ドル (当日集めます。飲み物・軽食込み)学生は無料
準備の都合上、参加希望者はお名前とご所属を担当幹事の山口鉄平までご連絡ください。

講演要旨:
今日の幹細胞科学は、医薬・医療応用が嘱望される一大研究分野に成長しており、研究促進・インフラ整備のための巨額の投資が官民問わず行われている。しかしながら、その規模にもかかわらず、その投資効率を検証する社会科学的研究は乏しい。この問題に対処するため、我々は幹細胞研究の戦略適合性とパフォーマンスを定量的に評価するための手法論を開発している。我々は最初に、米英日地域の過去5年間の公表論文データに共引用クラスタリング分析を適用し、各々155, 24及び29個の「強み分野(コンピテンシー)」を見出した。次いで、得られたコンピテンシーに対してプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)マトリクスを適用し、成長性と論文シェアをもとに属性を評価した。また、各地域におけるこれらコンピテンシーの学際的な広がりを観察した。更に我々は、本手法を京都大学はじめいくつかの研究機関に適用し、その有用性を検証した。本結果は、各国・研究機関の研究動向、相対的な強み・弱みや学際性のより深い理解を与えるとともに、政策や戦略の立案のための基礎情報として有用であることを示唆するものである。



★セミナー報告★
今回のセミナーは仙石慎太郎さんに日本の幹細胞研究の現状、他国との比較を通した評価方法の確立、および今後の研究政策へどう生かして行くかという事について、お話しして頂きました。
 論文のサイテーションを元に定量化し、その国独自の研究の強みを評価するという手法による日米英の比較は、それぞれの特徴が出ていて興味深いものでした。今回は生物学のみでなく、様々なバックグラウンドの22名の研究者の皆様に集まって頂き大盛況でした。セミナー後の懇親会も1時間以上続き、非常に活発な議論が行われました。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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