JGRB 勉強会 10月29日(土)4時

勉強会と銘打っていますが、まったく堅苦しいものではありませんので、興味のある方はお気軽にどうぞ。
講師は、IQ200(目算)の新井聖子さんによる「日本の科学技術力の相対的低下と日本のハイテク企業の今後」です。”技術立国”を目指すと言われている日本の技術力が現状どうなっていて、今後日本のハイテク業界がどうなっていくのかについて考えるまたとない機会です。ぜひご参加ください。

講師:Haas School of Business Visiting Scholar
新井聖子さんテーマ:日本の科学技術力の相対的低下と日本のハイテク企業の今後

日程:10/29(Sat) 4:00-5:30pm 新井さんのプレゼン+Q&Aを想定
勉強会の後、行きたい人同士で適宜夕食に行きます。

場所:Haas School of Business Cheit Hall C110
http://calday.berkeley.edu/2011/map.shtml
http://www.haas.berkeley.edu/haas/building/level2.html

参加登録は下記リンクよりお願いします。
http://tiny.cc/JGRBbenkyoukai

講演要旨:
1990年代終わりから2000年以降、日本の国際的な科学技術力の相対的な低下、ハイテク企業の凋落が問題となっている。基礎研究分野の科学技術の力は、2000年ごろまでは、米国を中心とした日米欧の3極集中であったが、現在では、新興国の科学技術力が、政府の技術振興政策、留学生の帰還などにより急速に向上し、多極化してきている。先進国の中でも、特に、日米の科学技術力の相対的は低下しており、一方、欧州の大国はかつて一度日本に追い越されたが、またその力を増している。いつごろから、なぜ、日本の基礎研究力は低下し始めたのか。

また、ハイテク企業は、このような科学技術力の多極化に対応し、各国・地域の有利性を生かすため、研究開発の機能を自国内のみにとどめず、よりグローバルに展開し、世界の最先端の技術を用いて製品開発を行なう必要がある。このような変化の中で、いったい日本企業は競争に勝つことができるのか。日本の科学技術の力の低下は、日本のハイテク企業にとって、どのような意味を持つのか。

セミナーでは、データや文献などを参照しながら、これらの問題について回答を探り、参加者の方々といっしょに、基礎研究分野の研究者や、政府、ハイテク企業にとってのインプリケーションを考え、今後の政策や企業経営のあり方についてディスカッションする機会を提供する。

講演者(新井聖子)の略歴

英国オックスフォード大学から経営学博士号、米国ハーバード大学から行政学修士号、東京大学法学部から法学、政治学の学士をそれぞれ取得。博士課程前には、日本の文部科学省、フランスのパリに本部を持つ経済開発開発機構(OECD)に合計約10年間勤務。博士号取得後、シンガポール国立大学、ウィスコンシン大学で、それぞれアシスタント・プロフェッサー(tenure-track positions)就任。このほか、米国のスタンフォード大学、デューク大学、ドイツのマックス・プランク、欧州経済研究所などに客員研究員として滞在して研究。2011年春から、UC,BerkeleyのHaas School of Businessの客員研究員と東京財団の上席研究員を兼務して研究している。

主な研究テーマは、企業の国際的な経営、特に研究開発・イノヴェーション活動と、日米欧アジアのイノヴェーション・システムの比較。特に、どのように日欧の企業が国境を越えて技術の吸収や活用を行なうか、また各国の政策や他の環境がどのように企業の研究開発やイノヴェーション活動に影響するかについて研究。これまで日米欧で企業、産業団体、政府や関係機関等の500人以上に対しインタビューを行なったほか、50ページ以上のアンケートを日欧を代表する約50社の協力を得て実施。これら企業から直接得たデータのほか、欧米や各国の特許データ、ファイナンシャル・データなどをあわせて分析を行い、その研究の成果については、これまで以下のような賞を受賞。現在は、研究対象をアジアの新興諸国にも広げながら、企業のグローバルなイノヴェーション経営、特に新製品開発に焦点を当てて研究しているところ。

(近年の受賞暦)
2008 Finalist of the Barry Richman Dissertation Award of the
International Management Division (IMD) of Academy of Management (AOM)
conference, USA
(経営学会(米国)、国際経営部門、博士論文賞ファイナリスト)
2007 Finalist of Gunnar Hedlund Award for doctoral dissertation of
the annual European International Business Academy (EIBA) conference,
Italy
(欧州国際経営学会(欧州)、博士論文賞ファイナリスト)
2007 Outstanding Student Paper Award of the annual conference of
Portland International Center for Management of Engineering and
Technology (PICMET), USA
(ポートランド国際工学技術経営センター学会(米国)、最優秀学生論文賞)
2007 Palgrave Macmillan Best Paper Award of the annual conference
of the Association of the Japanese Business Studies (AJBS), USA
(日本ビジネス研究学会(米国)、Palgrave Macmillan最優秀学会論文賞)
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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