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BAS主催UCSFセミナー(オンライン) 9月11日(金)7pm PDT 〜


【 BAS主催UCSFセミナー(オンライン) 9月11日(金)7pm PDT 〜 】

9月11日(金)開催の第二回オンラインセミナーの参加登録を開始いたします。今回のオンラインセミナーでは、今年3月にUCSF LimラボにJoinされました山田俊理さんにご講演いただきます。

山田さんは、東京大学大学院理学研究科にて学位を取得後、日本学術振興会特別研究員(PD)として研究に従事され、RNA結合タンパク質の機能解析やその応用として抗がん剤耐性獲得機構について研究されてきました。今回は日本でのご研究内容をメインに、Limラボでの研究の展望もご紹介いただく予定です。

今回はBASはじめての試みとして、オンライン懇親会も企画しています。ソーシャルディスタンスを守りながら過ごしているため知り合いがなかなか増えない、という方にもネットワーキングに最適です。どうぞ奮ってご参加ください!

【 セミナー詳細 】
演題 :RNA動態を解析する新技術の開発とその応用
講演者:山田俊理 (Toshimichi Yamada, Ph.D.)
    Postdoctoral Scholar, UCSF Lim lab
日時 :9月11日(金曜日)7 pm PDT (開始) ~ 9 pm PDT (終了)

参加費: 無料
セミナー場所: オンライン(Zoom)
Zoomリンクにつきましては、前日までにメールにてご連絡いたします。
懇親会場所: オンライン(Spatial Chat)
懇親会アドレスにつきましては、当日ご案内します。

Spatial Chatは新興サービスでありブラウザや端末との相性があるため、各自で事前に接続確認を行っていただきますようお願いいたします。下記にテストページを作成しておりますのでどうぞご利用ください。
https://spatial.chat/s/JSFBAS-test-2020 
※ テストページはアクセスが集中した場合、入室できなくなります。その場合は少しお待ちいただいたのちに再度お試しください。

参加登録:
準備の都合上、参加を希望される方は 9月9日(水)までに、次のURLから参加申し込みフォームにご記入下さい。
(締め切りました。お申し込みありがとうございました)

※ 講演者が安心して発表できる環境づくりのため、参加のお申し込みを頂くにあたり次の4つの事項にご同意いただきたいと思います。
(1) 講演内容の撮影や録音を行わない。
(2) 講演内容を無断で他メディアに掲載しない。
(3) セミナー参加用Zoomリンクを参加登録者以外と共有しない。
(4) セミナー参加に際してはビデオをONにする。ビデオを利用できない場合は、アイコンに顔写真を利用するなどご本人が分かる形で参加ください。
ご理解とご協力をお願いいたします。

講演要旨:
演題「RNA動態を解析する新技術の開発とその応用」
UCSF,Dr. Wendell Lim Lab
山田俊理

真核生物ではDNAから転写されたRNAは、その機能に応じて精密な制御(転写後調節)を受けています。例えば、細胞骨格を構成するアクチンのmRNAは細胞の伸長方向に局在することが知られているように、mRNAは細胞内で必要な場所に適時運搬されます。また、mRNAの安定性に目を向けると、転写因子などの制御系因子のmRNAは半減期が1時間未満と短い一方で、house-keeping遺伝子や翻訳に関わるmRNAは半減期が24時間以上と非常に安定しているように、mRNAは機能に応じた安定性を有しています。以上概観したようにRNAの転写後調節は遺伝子発現制御において重要な役割を果たしますが、解析する上で技術的な困難があり、転写に比べて理解が進んでいませんでした。
 本セミナーでは、RNA転写後制御を理解する上で必要な解析技術を2種類概説します。前半では局在・動態解析に必須なイメージング技術を紹介します。我々は内在性のRNAを一分子レベルで可視化する技術を開発し、その技術をテロメアから産生される長鎖non-coding RNAに応用し、新しい機能モデルを提案しました。後半では、次世代シークエンスを用いて、mRNAの安定性を制御するRNA結合タンパク質の機能を解析する手法を解説します。この手法を用いてRNA結合タンパク質がDNA修復に関与する結果を紹介します。さらに、DNA傷害を生じる抗がん剤添加時に、がん細胞はRNA結合タンパク質を通じたmRNAの安定性制御を通じて抗がん剤に対する耐性を獲得することを明らかにしました。このように、mRNA安定性制御はがん細胞の生存にも関わっており、我々の成果はmRNAの安定性も創薬の標的となりうることを示唆しています。
以上は日本での研究ですが、最後にUCSFでの研究計画について簡単に紹介できればと思います。

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【セミナー開催報告】
今回のセミナーにはオンラインで27人の方々にご参加頂きました。講演では、PUMILIOを利用して目的のRNAをライブで可視化する方法や、RNA結合タンパク質PUM1により制御される下流メカニズムについての興味深い話をしていただきました。
講演後には、初めての試みとしてSpatial Chatを用いたオンライン懇親会を開催し、参加者の皆さんにオンラインでの交流を楽しんで頂くことが出来ました。日本から参加して下さる方もいて、オンラインで開催することで新たなネットワーク形成につながる可能性を感じました。
COVID-19で落ち着かない状況が続くなか、ご講演下さった山田さんに改めてお礼申し上げます。

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ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar (略称: BAS)は、生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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