FC2ブログ

春の特別講演 4月8日(日)正午〜のご案内


【 BAS主催 春の特別講演、4月8日(日)正午〜 】

ここ数年の間に、ライフサイエンスの世界でも「AIを使って..」「機械学習によって..」という内容の論文やニュースをよく目にするようになりました。2年前のAlphaGoのニュースは広く世界に衝撃を与えましたが、それでもまだ、どのようにAIがライフサイエンスの分野に浸透してきているのか? 自分が関わっている医療分野や研究分野でも利用できる日が来るのか? そもそもAIを利用して何が出来るのか? と、疑問を抱いている方々も多いのではないでしょうか。

今回の春の特別講演では、AIを活用した統合的がん医療システム(メディカルAI)※ の開発に取り組まれている大田信行さん(Preferred Networks America, Inc., COO)に「AI医療の可能性と問題点」という演題で御講演いただきます。下の講演要旨の内容に加え、さらに最新の話題も盛り込んでお話し頂けるそうです。皆様どうぞ奮ってご参加下さい!
※参考URL: http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/327441/112900150/?ST=health&P=1

講演後には懇親会も企画しています。交流の輪を広げ、ベイエリアで研究・仕事をされている方達と親睦を深める良い機会ですので、こちらにも是非ご参加ください!!

*******************************************************************

日時:4月8日(日曜日です!) 
   11:30 開場、12:00 講演開始。13:00 頃より懇親会開催(-15:30 頃まで)

場所:UCSF Mission Bay Campus, Genentech Hall
   600 16th St, San Francisco, CA 94158
    講演会場:N114 (1階)
    懇親会会場:Genentech Hall Atrium(Auditorium前のロビー)

講演者:大田 信行 (Nobuyuki Ota, Ph.D)
    Preferred Networks America, Inc., COO
    東京理科大客員教授

演題:「AI医療の可能性と問題点」(講演要旨は下をご参照下さい)

参加費:$10(懇親会費込み。当日開場でお支払い下さい。学生は無料)

準備の都合上、参加希望の方は4月3日(月)までに「お名前(同伴者込み)」と「ご所属」を明記の上、小川までお申し込みください。

会場の案内:建物の入り口(扇形の階段の左下)に警備デスクに繋がるインターフォンがあります。入り口を開けてもらい、建物中央にある警備デスクで入館手続きを済ませて下さい。
建物に入る際にPhoto IDの提示を求められますので、運転免許証などの身分を証明できるIDをご持参下さい。

*******************************************************************

講演要旨:
今、二つの異なる業種、ITとバイオにおいて、大きな革命が起こりつつある。その一つがAI、特に深層学習(ディープラーニング)と呼ばれる技術の登場である。ディープラーニングは人間の脳を作っている神経経路の基本部位であるニューロンとシナプスの働きにヒントを得て作り上げられたニューラルネットと呼ばれる数学モデルである。そのニューラルネットを多層に、そして複雑な経路として積み上げ、大量のビッグデータを使い学習させることにより、これまで専門家による分析や匠の経験に頼っていた特徴抽出やパターン認識・分析を自動的に行なうことが可能になってきた。今やディープラーニングは様々な分野で使われ始め、最近では自動運転技術や、囲碁の世界チャンピオンを打ち破った人工知能AlphaGoも、その中心技術にディープラーニングが使われている。この産業革命を引き起こすと言われているディープラーニング技術は、これまでの理論上の革新技術から我々の生活の基盤技術として実用化されていくであろう。もう一つの革命は、バイオテクノロジーの分野で起こっている、$1000ゲノムシーケンサーとゲノム編集の登場である。一人一人のゲノムを読み取り、病気の原因を見つけ、ゲノム編集を使って疾患ゲノムを改変することにより治療を施すという、SFの世界でしかありえなかった未来が現実になる可能性が出てきた。この二つの異なる分野で、我々の生活を根本から変える科学技術が、人類の歴史上ほぼ同時期に登場したことは驚くべきことである。そして今まさにその二つの革命を融合させて生命の仕組みを理解し、未来の医療へと繋げていく動きが世界中で始まっている。こうした状況の中、弊社プリファードネットワークス(PFN)はディープラーニングを始めとする人工知能技術の開発と産業への実用化に向けて、3つの領域、交通システム、製造業、そしてバイオ・ヘルスケアに特化して事業展開を行っている。バイオ・ヘルスケアではがん領域に特化し、一昨年の11月には国立がん研究センター、産業技術総合研究所と協力し、「人工知能(AI)を活用した統合的がん医療システム開発プロジェクト」を開始した。特に、AMEDプロジェクトである、miRNAがん診断開発では最新AIとmiRNA分析法との組み合わせにより、画期的な精度でがん超早期発見が実用化可能であることを実証している。この講演では、現在話題になっているAIの基礎から最先端技術までわかりやすく解説し、いかにすれば医療に応用できるか、問題点と将来展望を語り、最新の取り組みであるmiRNAがん診断プロジェクトの成果を紹介したい。

講演者略歴:
イェール大学の分子生物物理学と生化学博士号取得。カルフォルニア大学サンフランシスコ校 (University of California, San Francisco (UCSF))の生物物理学科とハワードヒューズ医学研究所でポストドクトラルフェロー及び研究員として従事。その後バイオテク企業A-CUBE、コンピュータ支援抗体医薬品会社を創業。現在はPreferred Networks America, Inc.のCOOとして医療へのAI技術の導入・実用化を推進。東京理科大客員教授。


------------------------------------------------------------------------------------------------

【セミナー開催報告】

4月8日(日曜日)、UCSF Mission Bay Campus, Genentech Hallにて "BAS主催 春の特別講演” を開催いたしました。今回は、Preferred Networks America, Inc., COOの大田 信行さんをお招きして、「AI医療の可能性と問題点」という御演題でお話し頂きました。AIを活用したシステムの導入により今後の医療、特に疾病の発見及び治療法の決定や、更には今後の先制医療の分野の大きな進歩が期待させられる御講演でした。総勢47人の方々にご参加いただき、とても盛況なセミナーとなりました。
ご講演くださいました太田信之さん、どうもありがとうございました。さらなるご活躍を心より願っております。また、お忙しい中、セミナーにご参加くださいました皆様、どうもありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

DSC03321.jpg

DSC03324.jpg

その他の様子はコチラからご覧になることができます。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
賛助会員一覧
こちらの企業の皆さまに活動をご支援いただいています (アルファベット順)

・ SanBio
・ TORAY
 
カテゴリ
 
リンク
 
最新記事
 
月別アーカイブ
 
検索フォーム
 
RSSリンクの表示
 
QRコード
QRコード