UC Davisセミナー 3月25日(金)午後7時

今回のセミナーでは、NAISTから遠征されていた村山真一さんに、「タンパク質間の相互作用」とその潜在的な有用性についてお話ししてもらいます。受入先である塩崎先生のNAISTへのご栄転に伴い、今月末に帰国されるということで、デービス滞在中の約二年分の研究成果を一般向けに発表して頂きます。

日時:3月25日(金曜日)午後6時30分開場、講演7時開始
場所:Plant Reproductive Biology Bldg, セミナー室
建物の入り口には案内係を配置しますが、もし入ることができなければ野田口(530-219-2837)まで電話をください。

演者:村山真一 Shinichi MURAYAMA (M.Sc.)
所属:奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
外部研究委託先:カリフォルニア大学デービス校 (塩崎研)
Nara Institute of Science and Technology and Dept of Microbiology, UC Davis (Shiozaki lab)
演題:「タンパク質相互作用阻害剤のホットな可能性 -TORC2-Aktシグナリングにみる-」
Title: Red-hot potential for protein-protein interaction inhibitor in TORC2-Akt signaling

参加費: 一般 $5(当日集めます。懇親会費込み) 学生 無料
準備の都合上、参加希望者は前日までにお名前と所属を担当幹事の野田口までご連絡ください。

講演要旨:
 哺乳類細胞の成長と生存を制御するTOR複合体2-Aktシグナル伝達経路の研究を分裂酵母の相同な経路をモデルにして行っています。
 最近、我々の研究室ではTOR複合体2がサブユニットの一つであるSin1の中央領域で分裂酵母でのAktに相当するGad8と相互作用することを見いだしました。TOR複合体2-Akt経路はガンや糖尿病の発症原因との関連も指摘されており、タンパク質間相互作用の阻害剤の良いターゲットとなるのではないかと考えています。いつもはあまり言及しない点ですが、今回はこうした側面にも焦点を当てた発表行いたいと思います。

道案内:
Bay AreaからI-80Eで来られる方
I-80EからCA-113 North toward Woodlandに入り、Hutchison Drive Exitを出てからHutchison Drを右折してください。Hutchison Drを進んで一つ目の信号を越えると、信号の無い左折箇所 (Old Hutchison Dr) が出ますので、そこを左折してください。右手が駐車場となっています。 Plant Reproductive Biology Bldg は、駐車場の向かいに位置する交差点左折後二つ目の一階建て建物です。
Sacramento 方面よりI-80Wで来られる方
Davis市内を通過した後、上記の通り、CA-113 North toward Woodlandから来てください。
DavisMap.jpg


★セミナー報告★
TORC2-Akt経路は細胞の生死、糖の取り込みの調節に重要であり、そのため変異が生じると癌や糖尿病を引き起こすことが示唆されていました。この経路は単細胞生物の酵母から哺乳類に至るまで高度に保存されており、最もシンプルに研究を展開する目的で、村山さんは酵母を研究材料として選ばれました。詳細な解析をもとにして、タンパク質が最終的に機能するまでの過程を考察されており、良いお手本研究でした。公表が待たれます。今回は17人参加され、様々な視点での質疑応答が活発に行われました。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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