UC Berkeleyセミナー 6月12日(金)午後7時会場 7時半開始

光ピンセットは、集光したレーザー光により細胞、タンパク質、核酸をその焦点位置の近傍に捕捉し、さらには動かすことのできる技術です。近年生命科学において、一分子研究の隆盛と供に多くの注目を集めている実験手法です。講演者は当該研究の世界的権威であるBustamante教授の元で研究を実施されており、最新の話題を提供して頂けます。新たなアイディア創成、共同研究のチャンスにも繋がるかもしれません、奮ってご参加ください。

日時:6月12日(金) 午後7時会場 セミナー:7時半-9時
場所:UC Berkeley Stanley Hall Room 521 (Campus Map上のB-5の位置です)
講演:石橋豊隆 Ishibashi Toyotaka 
所属:UC Berkeley, California Institute for Quantitative Bioscience
演題:光ピンセット法を用いたRNAポリメラーゼIIのクロマチン構造による転写制御の解析に向けて
   Single molecule analysis of transcriptional regulation in nucleosome

参加費:一人5ドル (当日集めます。飲み物・軽食込み)
準備の都合上、参加希望者はお名前とご所属を担当幹事の山本大地までご連絡ください。

講演要旨
真核生物の核内において細胞はクロマチンと呼ばれるDNA高次構造をとっている。このクロマチン構造は転写、複製を始めとする様々な生命現象に影響を与えている。ヒストンシャペロン、クロマチン再構成複合体により、構造変換が起こり、RNAポリメラーゼが行う転写の制御を行う。クロマチン再構成複合体などだけでなく、RNAポリメラーゼ自身も転写を行う際、ヌクレオソーム構造に直接的影響を与えることが知られている。しかしながら、その詳しい機構は解っていない。
クロマチン構造による転写制御のメカニズムを詳細に解明するための重要な1段階として、これまでの生化学的知見をもとに、リアルタイムにかつ1塩基単位でのDNA上の動きを解析できる光ピンセットの手法を用いる。1分子解析は生化学解析と異なり中間産物を見ることができ、さらに細かな動体を観察できることが特徴である。この手法を用いて、ヌクレオソーム構造上におけるRNAポリメラーゼIIの挙動を明らかにする。同時に、原子間力顕微鏡、蛍光共鳴エネルギー移動により可視化する。これらの手法を組み合わせることにより、詳細なRNAポリメラーゼIIのヌクレオソーム構造上での動体を観察することを可能にする。

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おやつをつまみながら日本語でのセミナー。いいですなぁ。
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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