UC Berkeleyセミナー 11月2日(金)7時半

今をときめくStanfordのBio-Xで研究をされていて、この度John Hopkins でラボを立ち上げる運びとなった井上尊生(Takanari Inoue)さんにベイエリアセミナーでお話していたでけることになりました!どうぞ、奮って御参加ください。

準備の都合上、参加希望の方は、春日たかお (kasugat@hotmail.com)、もしくは中尾亜貴(aki.nakao@roche.com)まで連絡をお願いします。

日時: 11月2日(金曜日) 7時半
場所: UC Berkeley Koshland Hall, room #338

名前: 井上尊生(Takanari Inoue)
所属: Chemical and Systems Biology, Bio-X Program, Stanford University

発表題目: 細胞の行動を操る:細胞遊走のメカニズム
Engineering Cellular Behavior: The Polarity Machinery of Chemotactic Cells

講演要旨:
学際的な研究(Interdisciplinary Research)という言葉をしばしば聞かれると思います。様々な異なる学問領域の知識や技術を動員して、研究を進めていこう というコンセプトだと理解しています。 1998年、スタンフォードはこうした学際 的な研究を推進するために、様々な領域に属する研究者を共通の目的「Biology & Medicine」のもとに集め、Bio-Xと呼ばれる研究プ ログラムを発進しました。 私の所属するClark CenterはBio-Xプログラムを具現化した、非常にユニークな 研究棟です。たとえば、研究室間には物理的な壁がなく、研究者の交流を盛んにしています。また、研究者の専門領域が、数学、コンピューターサイエンス、工学、化学、物理、生物と著しく多様です。そうした環境の中で、私は細胞遊走という現象に興味を持ち、研究を進めてきました。細胞遊走は、受精から死ぬまで、体のどこかで必ずおきている、とても重要な生命現象です。しかし、その複雑な機構ゆえに、研究は困難を極めていました。そこで、こうした複雑な現象を 理解するうえで必須であると思われる、新たな実験手法の開発に着手しました。 この手法は有機化学、分子生物学、細胞生物学の融合によって完成しました。(Nature Methods, 2005)この手法は細胞遊走だけでなく、他の様々な生命現象 の理解にも役立つことがその後示されました。(膜脂質によるイオンチャネルの 制御 (Science, 2006)、低分子量Gタンパク質の膜局在機構 (Science, 2006))本セミナーでは、この「学際的」な手法開発の経緯と、細胞遊走を含めた生命現 象への応用について、発表したいと思います。

Cell migration has been intensely investigated due to its involvement in a number of physiological events including angiogenesis, immunity, wound healing, and the establishment of neuronal networks. While the molecular mechanisms underlying cell migration are becoming clearer, investigations are limited without tools for temporally manipulating protein activity and second messenger levels in living cells. I have previously introduced an inducible heterodimerization strategy to control GTPase activity on the second timescale. As an extension of this technique, I have recently developed a system for the in situ manipulation of phosphoinositides, critical regulators of cell migration. In this study I apply both the GTPase and phosphoinositide inducible systems to quantitatively probe the polarity machinery of chemotactic cells in order to address a fundamental question in cell migration: how do cells sense a small gradient of external cues and convert it into morphological polarization?

参加費: $5(軽食・飲み物込み)
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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