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中外製薬(神奈川県)でのキャリア採用求人

求人
12 /06 2023
中外製薬よりキャリア採用の求人のご案内です。当社の強みである技術力、また独自のサイエンス力を核とした革新的な創薬活動にご興味のある方は是非ご検討ください。

先日の「2023年秋の合同セミナー」で登壇しました岡崎等が率いる創薬薬理第一・第二研究部からの募集です。薬効評価系の構築や薬剤候補の作用機序の理解はもちろん、独自の創薬アプローチの立案等、疾患バイオロジーにおける深い専門性に立脚し様々な角度から創薬の推進を担っていただく人財を求めています。
⚫︎ 職種:薬理研究者/Researcher on pharmacology
⚫︎ URL:https://js03.jposting.net/chugaicareer/u/job.phtml?job_code=56

深い専門性に基づいたiPSCやオルガノイドの培養・分化技術の開発や、それら細胞を用いたアッセイ系(in vitro組織・疾患モデル)の開発等を行うことで創薬推進に貢献していただく研究者を募集しています。
⚫︎ 職種:高次細胞モデル構築技術を有する研究員 / Researcher in the field of in vitro modeling human tissues and diseases
⚫︎ URL:https://js03.jposting.net/chugaicareer/u/job.phtml?job_code=243

独自かつ高度な機械学習技術の開発や創薬プロジェクトに対する機械学習技術の適用を多様な専門性を有する研究者と密に連携しながら推進し、革新的な医薬品の継続的な創製に貢献していただく研究者を募集しています。
⚫︎ 職種:医薬品分子設計の機械学習研究者 / Machine learning researcher in drug discovery
⚫︎ URL:https://js03.jposting.net/chugaicareer/u/job.phtml?job_code=322

デジタル・トランスフォーメーションによる研究開発プロセスの革新に一緒に取り組んでいただけるデータサイエンティスト・データエンジニア・インフォマティシャンを募集しています。
⚫︎ 募集:医薬品研究のデータサイエンティスト / Data Scientist in Pharmaceutical Research
⚫︎ URL:https://js03.jposting.net/chugaicareer/u/job.phtml?job_code=102

その他にも多様な人財の募集を行っています。詳細は以下中外製薬・採用サイトをご参照下さい。
⚫︎ URL:https://www.chugai-pharm.co.jp/recruit/new/index.html

ご相談等は以下メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。よろしくお願いいたします。
rcrecruit@chugai-pharm.co.jp
担当:清水祐一郎

BAS主催 UC Davisセミナー 10月27日(金)6pm(米国西海岸時間)

定例イベント
10 /10 2023
今回のセミナーでは、ポスドク研究員としてUC Davisに留学されている福冨雄一博士にご講演いただきます。オンサイトにて参加される皆様のために、セミナー後、懇親会も予定しております。研究者同士のネットワーキングにも良い機会ですので、是非、ご参加ください。

福冨博士は北海道大学大学院環境科学院 (生物圏科学専攻) で学位取得後、2021年4月より日本学術振興会特別研究員(PD) として東京都立大学 (生命科学専攻) で進化遺伝学研究室に所属されつつ、ポスドク研究員としてUC DavisのDepartment of Evolution and Ecologyに在籍されてます。今回は「ショウジョウバエの模様形成とその進化のメカニズム」について今までの研究成果と今後の展望についてお話いただける予定です。詳しくは下の講演要旨を参照ください。

日時:10/27/2023 (金曜日) 5:30pm-9pm
5:30pm 開場, 6pmセミナー開始、7:30頃より懇親会、9pm 閉会
会場:オンサイト:UC Davis, Green Hall, Room 1022
   オンライン:事前参加登録者に前日までにリンクを送ります。
講演者:福冨雄一 (Yuichi Fukutomi, Ph.D.)
所属:Department of Evolution and Ecology, UC Davis             
演題:ショウジョウバエの模様形成とその進化のメカニズム (Mechanisms of color pattern formation and evolution of color patterns in Drosophila)

参加費:オンサイト参加者 $5 (学生は無料) オンライン参加者:無料
*参加費は会場で集めます
*会場では、飲み物と軽食をご用意します。
*Zoomリンクは事前参加登録者に前日までにお送りします。当日の朝になっても連絡がない場合は、下記の代表アドレス宛までご連絡ください。
*懇親会の準備の都合上、キャンセルする場合は、必ず事前に代表アドレス宛までご連絡ください。BayAreaSeminar@gmail.com
*当会の活動をご支援いただくドネーションを募っています。ドネーション希望の方は、参加登録時に「BASへのドネーション」にチェックをお願いいたします。後日、担当者からご連絡いたします。

セミナー参加申し込み方法
準備の都合上、10月25日(水)までに下記のリンクより参加登録を行ってください。
https://forms.gle/tLNhaRLbv7y9ZUTY8
申し込み後の無断キャンセルに関しては、厳しく対処させて頂く場合がございます。

参加のお申し込みを頂くにあたり、以下の事項に同意をお願いします。
*講演の撮影や録音を行わない
*講演内容を無断で他メディアに掲載しない
*セミナー参加用のZoomリンクを参加登録者以外と共有しない
*Zoom参加者はカメラをONにする。カメラが利用できない場合は、アイコンに顔写真を利用するなど、ご本人が分かる形で参加ください
講演者が安心して最新データやconfidentialなデータを発表できる環境づくりの為に、ご理解とご協力をお願いいたします 。

講演要旨:
動物の模様には多様なパターンがあり、それは様々な分類群で見られる。模様形成メカニズムを研究することで動物の多様な形態が進化する仕組みを理解しようという研究が近年盛んである。その中でも、ショウジョウバエは飼育が容易で遺伝子導入が可能なので、模様形成メカニズム研究において多大な役割を果たしてきた。私は、翅にメラニンによる水玉模様を持つミズタマショウジョウバエを主に用いて以下の3つの問題に取り組んできており、本セミナーではそれらの研究を中心に紹介したい。
 1. 昆虫の翅の模様はどのようなプロセスで形成されるのか?
 2. 新奇形質(祖先種や近縁種に相同なものがない新しい形質)がどのような遺伝的基盤で生じるのか?
 3. 模様の表現型可塑性はどのようなメカニズムで制御されるのか?

セミナー開催報告

動物の形態進化の仕組みの多様性をするを理解することを目的とし、福富博士がモデル動物として扱ってきたショウジョウバエを用いて、その翅の模様形成メカニズムを解明し、新奇形質(祖先種や近縁種に相同なものがない新しい形質)がどのような遺伝的基盤で生じるのか、また、その模様の表現型可塑性がどのようなメカニズムで起こるのかを、ご自身のこれまで得られたデータを中心に解説いただきました。オンラインによる参加者12名を含み、総勢27名がセミナーに参加しました。懇親会では、セミナー演者を交えたディスカッションや、お互いの近況など、いろいろな話題で盛り上がりました。また皆さんとお会いできる日をスタッフ一同楽しみにしております。

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BAS主催年次合同セミナー11月4日(土)西海岸時間午後1時

年次合同セミナー
09 /28 2023
年に一度のBAS合同セミナーを11月4日(土)に開催いたします!
 合同セミナーでは、ベイエリアの大学や企業で研究されている方達が一堂に集まり、各々の研究やアイデアについて発表していただくとともに、学術的情報交換や交流を楽しんで頂いています。今年もオンサイトとZoomのハイブリット開催をすることになりました。ベイエリアにお住まいの方々はぜひオンサイトでご参加ください。遠方の方々もZoomにて奮ってご参加ください。
 特別講演ではUniversity of California, Davis校にサバティカルで来られている塩尻かおり先生(龍谷大学 教授)に最新の研究とキャリアに関するトークをしていただきます。講演要旨は下記をご参照ください。その他にもベイエリアで研究されている方達による一般講演も予定しています。
 セミナー後には懇親会を企画しており、普段会えない人達との情報交換や交流を図っていただけます。ぜひネットワーキングにご活用ください!!(懇親会はオンサイトのみの開催となります)

特別講演について
塩尻かおり先生は北海道大学を卒業後、京都大学農学研究科で昆虫と植物の相互関係の研究を行い博士号(農学)を取得されました。その後、UC Davisでのポスドクおよび京都大学白眉センターでの助教職を経て、現在は龍谷大学で匂いを介した植物間コミュニケーション・生物間相互作用についての先駆的な研究を進められています。その成果により、日本農学進歩賞や守田科学奨励賞など、多くの賞を受賞されてきました。ポスドク時の研究からはじまった匂いを農業に活かそうとする取り組みは、バイオビジネスコンペJapanで優秀賞に選ばれたこともあり、研究分野を問わず、そしてライフサイエンスとは無縁の方達にも興味深いトピックとなっています。また、アカデミックキャリアの形成についてもお話しいただく予定です。詳細は以下の講演要旨をご参照下さい。

〜 セミナー詳細 〜
【開催日時】
11月4日(土)西海岸時間 午後1時 開始(東海岸 午後4時、日本 5日午前5時)

【内容】
・特別講演
「揮発性物質(匂い)を介した植物間コミュニケーション」
  (塩尻 かおり、龍谷大学 農学部 教授) *講演要旨は下をご参照ください

・スポンサード講演
「中外製薬だからこそ可能な創薬の実現を目指して」
 (岡崎 誠 、中外製薬株式会社 創薬薬理第一研究部 部長、清水 祐一郎、研究業務推進部 シニアマネージャー)

・一般講演
「New Casts in Biology : 生物学に加わる新しいキャスト」
 (桑山尚大、UC Berkeley)
「Understanding Aging: The Importance of Taking out the Trash」
 (江端 拓志、Buck Institute)

・懇親会(18:00頃閉会予定)

講演要旨
https://docs.google.com/document/d/1OZTU9-UOMv-VP2a9FQRZywwRfsF0wgwB

【会場】
Genentech Hall, Room N114 @UCSF Mission Bay (600 16th street, San Francisco, CA 94158)
【参加費】
オンサイト:大人$10 (懇親会費込)、学生 $5 (懇親会費込)、子供 無料 会費は会場でお支払いください
オンライン:無料
*今回は、ニプロ株式会社様から食事の一部を御提供いただく予定です。
*オンライン参加の皆様へ:当会の活動をご支援いただくドネーションを募っています。ドネーションいただく場合は、参加登録フォームに記入する際に「BASへのドネーションを希望」をチェックして下さい。後ほど担当者からご連絡いたします。
今回は、ニプロ株式会社様から食事の一部を御提供いただく予定です

【セミナー参加申込方法】
こちらの参加申し込みサイトで登録してください。
https://www.eventbrite.com/e/723577127667?aff=oddtdtcreator
準備の都合上、10月29日(日)までに参加登録を行ってください。
問い合わせ先:Bayareaseminar@gmail.com
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参加のお申し込みを頂くにあたり、以下の2つの事項にご同意下さい。
(1) 講演内容の撮影や録音を行わない
(2) 講演内容を無断で他メディアに掲載しない
講演者が安心して最新データやconfidentialなデータを発表できる環境づくりの為に、ご理解とご協力をお願いいたします 。
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#特別講演 講演要旨#
揮発性物質(匂い)を介した植物間コミュニケーション
Plant-plant communication through volatiles

塩尻 かおり(Kaori Shiojiri, Ph.D.)
龍谷大学 農学部
Ryukoku University, Agriculture Department

 植物は熱・乾燥などの非生物的なストレスや食害・病気などの生物的ストレスを受けると、それに反応して様々な性質を変化させる(誘導反応)。この誘導反応の一つに、揮発性物質「匂い」の変化がある。植物は、恒常的に放出していた匂いとは異なる物質を放出する。揮発性であるため、離れた場所にいる様々な生物が利用できる情報となり得る。誘導反応によって変化した匂いは、植食者を寄せ付けない、植食者の天敵を誘引する、病気の侵入を防ぐ等、匂いを放出する植物側の適応的な意義が議論されてきた。ここで興味深い点は、匂いは、いったん大気中に放出されると、受信者側にその情報を利用するか否かの選択権が委ねられる、という点である。従って上記のような「文脈」以外でも、様々な生物が匂いを情報として利用しうる。例えば、近隣にいる他の植物が、食害ストレスを受けた植物由来の匂い情報を受容し、前もって誘導反応を始め防衛力を高める場合が報告されてきている。これは、匂いを介した植物間コミュニケーションと呼ばれており、樹木を含めこれまでに40種以上での報告がある。また、このコミュニケーションは同種間だけでなく異種間でも起こることがある。一方で、植物は匂いで血縁関係を区別し、より近い血縁からの匂いに対しては強く反応することも明らかになっている。匂いを識別し反応することは明らかだが、どこで匂いを受容しているかは解明されていない。
 本講演では、20年前に海外学振PDでUC Davisに来た時から研究を中心に、匂いを介した植物間コミュニケーションを紹介する。また、現象を農業に活かした研究についても報告する。

セミナー開催報告


最新のホットな研究発表はもちろんのこと、キャリア構築に関する興味深いお話も聞くことができました。参加者も様々な分野の方が集まり、年齢層も広かった気がします。プレゼンは内容も素晴らしかったですが、それぞれ熱い思いが感じられたのが印象に残りました。今年は39名のオンサイト参加者と10名のオンライン参加者がありました。懇親会では毎年のごとく、サイエンスの話題や日常の話で盛り上がりました。来年も合同セミナーでお会いしましょう!
塩尻先生
スピーカー2 スピーカー1
中外製薬1 中外製薬2
教室全体
懇親会1 懇親会2
集合写真1 集合写真2
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BAS主催 UCSFセミナー 9月29日(金)7pm (米国西海岸時間)

定例イベント
09 /17 2023
今回のセミナーでは、スタンフォード大学の井上昌俊博士と井上清香博士に、米国におけるアカデミアポジションのジョブハンティングについてご講演いただきます。講演自体はZoomによるオンラインになりますが、聴講と懇親会をするサテライト会場をUCSF内に設置します。

日時:9月29日(金)7:00 pm - 9:00 pm(米国西海岸時間)
   9月30日(土)11:00 am - 1:00 pm(日本時間)
会場:Mission Bay Housing Community Room, 525 Nelson Rising Ln #112, San Francisco, CA 94158
形式:ハイブリッド開催・事前登録制
講演者:井上 昌俊(Masatoshi Inoue, PhD), 井上 清香(Sayaka Inoue, PhD), Stanford University
参加費:$5(懇親会を参加者のみ、学生無料)
*懇親会参加費は会場で集めます。(現金のみ)
*懇親会では、飲み物・軽食を用意します。
*講演者はZoomでの参加・講演のみです。
*Zoomリンクは事前参加登録者に前日までにお送りします。当日の朝になっても連絡がない場合は、BayAreaSeminar@gmail.comまでご連絡ください。

セミナー参加申し込み方法
準備の都合上、9月27日(水)までにこちらののリンクより参加登録を行ってください。
*キャンセルする場合は、必ず事前に代表アドレス(BayAreaSeminar@gmail.com)にご連絡ください。

参加のお申し込みを頂くにあたり、以下の事項に同意をお願いします。
*講演の撮影や録音を行わない
*講演内容を無断で他メディアに掲載しない
*セミナー参加用のZoomリンクを参加登録者以外と共有しない
*UCSFのサテライト会場以外でのZoom参加者はカメラをONにする。カメラが利用できない場合は、アイコンに顔写真を利用するなど、ご本人が分かる形で参加ください

講演要旨
米国でFaculty jobを得たいけど何をすればいいんだろう? Two body problem(夫婦でアカデミアで働く際の課題)を克服していくには? 我々もこのような疑問を持っていました。本セミナーでは、ジョブハントの結果、複数のオファーを頂き、米国Washington University in St. Louisで夫婦別々の独立ポジションを獲得するに至った経緯についてお話しします。ポスドク後の進路を考える一助となれば幸いです。前半の30分でジョブハンティングの重要なポイントについてお話しし、その後30分程度、参加者の皆様からの質問にお答えいただく形式を考えております。

講演者
井上昌俊:東京大学大学院医学系研究科(尾藤晴彦研究室)で学位取得後、Stanford University Karl Deisseroth labにてポスドク。2024年1月よりWashington University in St. Louis Dept. RadiologyにてAssistant Professorとして独立予定。
井上清香:東京大学大学院医学系研究科(森憲作研究室)で学位取得後、Stanford University (2016年までUCSF) Nirao Shah labにてポスドク。2024年1月よりWashington University in St. Louis Dept. PsychiatryにてAssistant Professorとして独立予定。

セミナー開催報告

今回はオンライン参加者39人に加え、UCSFのサテライト会場に15人が集まって講演を聴講しました。井上昌俊さんと清香さんのお話は最新のジョブハンティングの成功体験に基づいた具体的な内容で、ジョブハンティングに直面している人、将来に向けて準備を進めている人、などなど多くの参加者から質問が寄せられました。井上さんご夫妻には予定時間を大幅に超えても親身になってアドバイスいただきました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

講演者のおひとり井上昌俊さんはご自身の経験をno+eにまとめて公開されています。
今回都合が合わず参加できなかった方も、是非ご覧ください。
https://note.com/masatoshi_inoue/

講演後のサテライト会場での懇親会では、参加者同士が近況報告をし合うなど交流を深めていました。
またのご参加をお待ち申し上げております。

UCSF演者 UCSF質問してる人
UCSF_集合写真

BAS主催 UC Davisセミナー 9月22日(金)6pm(米国西海岸時間)

定例イベント
08 /18 2023
ポスドク研究員としてUC Davisに留学されている北村友佳博士を演者にお招きして、オンサイトおよびzoomによるハイブリット形式でセミナーを開催致します。オンサイトではセミナー後の懇親会もあります。研究者同士のネトワーにも良い機会です!どうぞ奮ってご参加ください。

北村博士はDepartment of Microbiology and Molecular Genetics のNamekawa研究室に2021年9月よりVisiting graduate studentとして、その後2022年4月からPostdoctoral scholarとして在籍されています。今回は、『精子形成を担うエピジェネティック制御』について、これまでの研究成果と今後の展望についてお話いただける予定です。詳しくは下の講演要旨を参照ください。

日時: 9/22/2023 (金曜日) 6pm-9pm
5:30pm 開場, 6pmセミナー開始、7:30頃より懇親会、9pm 閉会
会場:   オンサイト:UC Davis Plant Reproductive Biology (PRB) conference room
    オンライン:ご登録いただいた方にリンクを送付致します。
講演者:北村友佳 (Yuka Kitamura, Ph.D.)
所属: Department of Microbiology and Molecular Genetics, UC Davis
演題:   精子形成を担うエピジェネティック制御
    Epigenetic regulation in spermatogenesis

参加費:$5(オンサイト参加者のみ、学生無料)
懇親会では飲み物・軽食を用意します。

セミナー参加申し込み方法
9月20日(水)までにEventbriteで参加登録を行ってください。

懇親会の準備の都合上、キャンセルする場合は必ず事前にBayAreaSeminar@gmail.com までご連絡ください。参加の無断キャンセルに関しては、厳しく対処させて頂く場合がございます。

参加のお申し込みを頂くにあたり、以下の事項に同意をお願いします。
*講演の撮影や録音を行わない
*講演内容を無断で他メディアに掲載しない
*セミナー参加用のZoomリンクを参加登録者以外と共有しない
*Zoom参加者はカメラをONにする。カメラが利用できない場合は、アイコンに顔写真を利用するなど、ご本人が分かる形で参加ください
*講演者が安心して最新データやconfidentialなデータを発表できる環境づくりの為に、ご理解とご協力をお願いいたします 。

講演要旨:

精子や卵子に代表される生殖細胞は新たな個体を生み出し、次世代に遺伝情報を伝えることのできる唯一の細胞である。精子形成期では、特に減数分裂を開始する際に遺伝子発現がダイナミックに変化する。精子形成期において異常な遺伝子発現が起こると、分化に支障をきたし、最終的に精子形成を完了できなくなる恐れがある。そのため、精子形成における遺伝子発現はエピジェネティックな機構によって厳密に制御されている。

本セミナーでは、① クロマチン高次構造を介した精子形成期におけるエピジェネティックプライミング ② クロマチンリモデラーSNF2Hによる精原細胞の分化制御 ③ CRISPR Screeningを利用した体細胞分裂と減数分裂を切り替える新規因子の同定 を中心に、現在私が行川研究室で行っている研究を紹介したい。

セミナー開催報告


今回はオンライン参加者7名を含む、23名の参加がありました。懇親会では演者を囲んでのディスカッションや、参加者の皆さんの近況報告などで、楽しい時間を過ごしました。今後のセミナーについての意見交換もあり、有意義な会となりました。
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ベイエリア・セミナー

Japanese San Francisco Bay Area Seminar(略称BAS)は医学・生物・生命科学と中心とした分野で様々なセミナーを開催し、ベイエリアの大学や企業などで活躍されている研究者の方々にネットワーキングの機会を提供する、加州に登録している非営利団体です。

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