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BAS新春セミナーのお知らせ


【BAS新春セミナーのお知らせ 4月20日(来週土曜日)正午~】

近年、再生医療に関するニュースを多く耳にするようになりました。この新たな医療への期待が高まると同時に、実際のところどの程度研究が進んでいて臨床に用いられるまでにどの程度近づいているのか、専門外の人達にとってはイメージしにくいかも知れません。

今回の新春セミナーでは、世界的トップランナーとして再生医療の分野を牽引されているスタンフォード大学の中内 啓光 先生 (Hiromitsu Nakauchi, Professor of Genetics)に『幹細胞研究から臨床へのトランスレーションを目指して』という演題で御講演いただきます。中内先生は新しい治療法の開発や難病の病態解明といった臨床医学への応用を睨みながら基礎研究を進められ、これまで数多くの素晴らしい成果を挙げられて来られました。「大型動物の体内でヒト臓器の再生を」というフレーズを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。普段はあまり「再生医療」と縁がない人達にとっても、きっと興味深いお話になると思います。
奮ってご参加下さい!

講演後には懇親会も企画しています。交流の輪を広げ、ベイエリアで研究・仕事をされている方達と親睦を深める良い機会ですので、こちらにも是非ご参加ください!!

【参加申し込み方法】
終了しました。
多数のご参加、ありがとうございました。

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日時:4月20日(土曜日)
   11:30 開場、12:00 講演開始、13:00 頃より懇親会開催(-15:00 頃まで)

場所:UCSF Mission Bay Campus, Genentech Hall
600 16th St, San Francisco, CA 94158
   (Google map= https://goo.gl/maps/GX4pcz6mmiN2)
   講演:1階 N114教室、懇親会:2階アトリウム

講演者:中内 啓光 先生 (Hiromitsu Nakauchi, M.D., Ph.D.)(1, 2)
(1) Institute of Stem Cell Biology and Regenerative Medicine, Stanford University School of Medicine
(2) Division of Stem Cell Therapy, Distinguished Professor Unit, The Institute of Medical Science, The University of Tokyo

演題:「幹細胞研究から臨床へのトランスレーションを目指して ~Translating Stem Cell Research: Challenges at the front line~」
   (講演要旨は下をご参照下さい)

参加費:$10(懇親会費込み。当日開場でお支払い下さい。学生は無料)
    *今回は、ニプロ株式会社様から食事の一部を御提供いただく予定です。

会場の案内:
建物の入り口(扇形の階段の左下)に警備デスクに繋がるインターフォンがあります。入り口を開けてもらい、建物中央にある警備デスクで入館手続きを済ませて下さい。
入館手続きの際にPhoto IDの提示を求められますので、運転免許証などの身分を証明できるIDをご持参下さい。
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【講演要旨】
私の研究室では、免疫学、分子生物学、細胞生物学、発生工学など、基礎科学の知識や方法論を臨床医学と結びつけることにより、新しい病気の発見、病態の解明、治療法の開発など、先端医療の確立に貢献することを最終的な目標としています。 現在は幹細胞を用いた新しい医療の確立を目指して日米で研究を続けています。本講演ではその現状をご紹介するとともに、 大学における日米の研究体制の違いなどについてディスカッションできればと思います。

Lab URL: http://med.stanford.edu/nakauchilab.html

最近の論文:
1. Wilkinson A., and Ishida R., et al. (2019) . Long-term ex vivo hematopoietic stem cell expansion affords nonconditioned transplantation. Nature. (in press).
2. Goto T., et al. (2019). Generation of pluripotent stem cell-derived mouse kidneys in Sall1-targeted anephric rats. Nat Commun. 10(1):451. “PMID”: 30723213
3. Mizuno, N, et al. (2018). Intra-embryo Gene Cassette Knockin by CRISPR/Cas9-Mediated Genome Editing with Adeno-Associated Viral Vector. iScience. 9:286-297. “PMID”: 30447647
4. Yamamoto, R., Wilkinson, AC., Nakauchi, H. (2018). Changing concepts in hematopoietic stem cells. Science. 362:895-896. “PMID”: 30467158
5. Tadokoro, Y., et al. (2018). Spred 1 safeguards hematopoietic homeostasis against diet-induced systemic stress. Cell Stem Cell. 22:713-725. “PMID”: 29706577
6. Yamamoto, R., et al. (2018). Large-Scale Clonal Analysis Resolves Aging of the Mouse Hematopoietic Stem Cell Compartment. Cell Stem Cell 22:600-607 e604."PMID": 29625072.
7. Yamaguchi, T., and Sato, H., et al. (2017). Interspecies organogenesis generates autologous functional islets. Nature. 542:191-196. "PMID": 28117444.
8. Taya, Y., et al. (2016). Depleting dietary valine permits nonmyeloablative mouse hematopoietic stem cell transplantation. Science. 354:1152-1155. "PMID": 27934766.
9. Masaki, H., et al. (2016). Inhibition of Apoptosis Overcomes Stage-Related Compatibility Barriers to Chimera Formation in Mouse Embryos. Cell Stem Cell. 19:587-592. "PMID": 27814480.


【セミナー開催報告】
4月20日(土)に開催した新春セミナーでは、スタンフォード大学教授の中内啓光 先生をお招きして『幹細胞研究から臨床へのトランスレーションを目指して』という御演題でお話し頂きました。
移植治療が直面するドナー不足や移植臓器が定着しない等の問題について先生がどのように解決を目指されているのか、異種動物内での臓器の作成や造血幹細胞の体外増殖、さらにはiPS技術を用いて患者自身の免疫細胞を増やして輸血する手法の開発など幅広い取り組みについてお話しくださり、移植医療の大きな進歩が期待される御講演でした。さらには、近年の日本とアメリカ各々の科学界がもつ問題点についても分かりやすく解説して頂きました。
あらためまして、貴重なお時間を割いて御講演くださった中内先生にお礼申し上げます。

今回は総勢46人の方々にご参加頂き、懇親会も大変盛況となりました。また、スポンサーとしてニプロ株式会社様より食事の一部をご提供頂きました。この場をお借りして皆様にお礼申し上げます。

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その他の写真はコチラからご覧になれます。
https://photos.app.goo.gl/zpjht8S4pMiUS5QK7

BAS主催UCSFセミナー 3月29日 (金) 19時〜


【BAS主催UCSFセミナー 3月29日 (金) 19時〜】

3月29日(金)に開催するUCSFセミナーでは、帝京大学 医学部 薬理学講座教授の青山 晃治先生に「グルタチオンによる神経保護作用」という演題で御講演いただきます。
青山先生は、脳内におけるグルタチオン(GSH)の重要性について長年研究されてきました。 近年は、神経変性疾患の治療を目指し、マウスモデルを用いて投薬で脳内グルタチオン濃度を上昇させる研究にも取り組まれています。
今回、学会でベイエリアを訪れられるということで、お忙しいスケジュールの中ご講演頂けることになりました。どうぞ奮ってご参加下さい!

=== セミナー詳細 ===
演題名:グルタチオンによる神経保護作用
(英文タイトル:Neuroprotective effect of GSH in the brain.)
演者:青山 晃治 (Koji Aoyama, M.D., Ph.D., Professor)
所属:帝京大学 医学部 薬理学講座
日時:3月29日(金)午後6時半開場、午後7時講演開始
場所:UCSF Mission Bay Campus, Genentech Hall, Room N114
   600 16th St, San Francisco, CA 94158
参加費:$5 (軽食を用意します)、学生無料

準備の都合上、参加希望の方は3月27日(水)までに、お名前とご所属を記して、城戸までメールでお申し込みください。

会場の案内:建物の入り口は扇形の階段の左下です。当日はUC holidayで守衛がいない可能性があります。講演開始までは係が扉を開けますが、それ以降は建物に入れなくなります。参加を希望される場合は、必ず事前にご連絡下さい。

講演要旨:
パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患の発現機序には、酸化ストレスの亢進と抗酸化機構の破綻が深く関わっている。これまでの研究では、これらの加齢性神経変性疾患患者の脳内において、抗酸化物質であるglutathione(GSH)の減少が報告されてきた。GSH減少による抗酸化能の低下は、さらなる酸化ストレスの増大を招き、神経変性を引き起こすと考えられる。
GSHはグルタミン酸、システインおよびグリシンから合成されるトリペプチドで、その合成の律速基質はシステインである。システインの神経細胞内への取り込みは、ナトリウム依存性興奮性アミノ酸トランスポーターであるexcitatory amino acid carrier 1(EAAC1)によって媒介される。EAAC1の機能不全は、細胞内GSHの枯渇による酸化ストレスの増大を招き、神経変性を引き起こす。一方で、EAAC1の機能促進は、神経細胞選択的な細胞内GSH産生の増加による神経保護作用をもたらすことが期待される。本セミナーでは、EAAC1蛋白発現の調節因子を介したGSH合成制御機構に焦点を当てて説明したい。


【セミナー開催報告】
3月29日のセミナーには9名(講演者と学生を含む)が参加されました。
今回のセミナーでは、脳内のグルタチオン産生に関わるEAAC1の重要性と加齢に伴う神経変性疾患症状との関わり、そしてその発現量を増加させるanti-miRを脳内にデリバリーする手法の開発などについて興味深いお話を講演いただきました。
ご多忙にも関わらず御講演下さった青山先生に、改めてお礼申し上げます。

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BAS主催UCDセミナー 3月22日(金)午後6時30分〜


【BAS主催UCDセミナー 3月22日(金)午後6時30分〜】


3月22日(金)開催のUCDセミナーでは、特許庁、特許審査官 / Visiting Scholar at Dept. of Biomedical Engineering, UC Davis の中村 勇介さんにご講演いただきます。

みなさま奮ってご参加ください。

講演:「特許制度の紹介」
講演者:中村 勇介(Yusuke Nakamura) さん
所属:特許庁、特許審査官 / Visiting Scholar at Dept. of Biomedical Engineering, UC Davis
日時:3月22日(金)18:00開場、18:30講演開始
会場:UC Davis Plant Reproductive Biology Building, Conference Room
建物の入口には案内係を配置しますが、もし入ることができなければ村田(408-687-4225)までお電話ください。
参加費:$5(軽食を用意します)、学生無料

準備の都合上、参加希望の方は3月22日(金)正午までに村田までお申し込みください。

概要:研究者の方であれば、一度は「特許」について耳にしたことがあるのではないでしょうか?特許について、何となく聞いたことがあっても、詳しくご存知ではない方は多いと思います。今回は、特許制度について簡単に説明し、どのような発明が特許になるのか簡潔に説明させていただきます。


【セミナー開催報告】
3月22日のセミナーには10名(講演者を含む)が参加されました。
今回のセミナーでは、日本の特許庁でLife Science関係の特許審査官をなさっている中村さんに、日本の特許制度及び、アメリカの特許制度との違い等を、その手続きの開始から、特許が許可されるまでの過程及び、どのような点に注意すべきか等、親切にご教授いただきました。活発に質疑応答がなされ、特許は作業が多くどうもややこしいいとの印象を持っていましたが、特許修得がより身近に感じられる、ご講演でした。

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米国大学院学生会ニュースレター


ニュースレター最新号(第40号)が、以下のリンクよりダウンロードできるようになっております。
http://gakuiryugaku.net/newsletter

海外で博士号取得を目指すなら、夢の王道はやはり海外で教授になることではないでしょうか?
しかしそれは狭き門、そんないばらの道を進む勝又さんの記事に勇気をもらいますね。
そして学位留学の機会は何も一部の大学に限られたものではありません。
名古屋からアメリカに、鈴木さんの記事にも注目です。

==内容==
2019年1月(第四十)号
- 寄稿: アメリカ留学から企業での就職 (美藤 成)
- 寄稿: 社会科学分野で地方大学からアメリカへの学位留学を目指す (鈴木 健介)
- 連載: アメリカ大学院生の給与交渉 (古賀 朱門)
- 寄稿: いばらの道の見つけ方 (勝又 麗香)
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ニュースレター班一同
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Facebookページからも紹介を行なっています。こちらのページもLikeしてください。
http://www.facebook.com/gakuiryugaku

最後に、ご要望・ご意見、記事を読んで一言、また執筆に興味がある方は
newsletter@gakuiryugaku.net
まで気軽にご連絡お願いいたします。

米国大学院学生会
ニュースレター編集部

【BAS主催UCDセミナー 2月15日(金)午後6時30分〜】


【BAS主催UCDセミナー 2月15日(金)午後6時30分〜】

2月15日(金)開催のUCDセミナーでは、静岡大学理学部、特任助教 / Visiting Scholar (Dept. of Molecular and Cellular Biology, UC Davis) の伏見圭司さんにご講演いただきます。

みなさま奮ってご参加ください。

講演:「微生物がつくる・ゆに〜くな生体分子 –その構造と機能–」
講演者:伏見 圭司 (Keiji Fushimi) さん
所属:静岡大学理学部、特任助教 / Visiting Scholar at Dept. of Molecular and Cellular Biology, UC Davis
日時:2月15日(金)18:00開場、18:30講演開始
会場:UC Davis Plant Reproductive Biology Building, Conference Room
建物の入口には案内係を配置しますが、もし入ることができなければ村田までご連絡ください。

参加費:$5(軽食を用意します)、学生無料

準備の都合上、参加希望の方は2月15日(金)正午までに村田までお申し込みください。

概要:

微生物は肉眼では観察することができない「小さな生き物」であり、それぞれの環境下で生き抜くための独自の生存戦略をもっています。その戦略を化学的に明らかにしようとした科学者達によって、これまでに数多くの生体分子が発見されてきました。本講演では、微生物(キノコ、シアノバクテリア)が産生するユニークな生体分子やその分子機構についてお話しします。また、その生体分子の構造や機能はどの様にして解析されたのかについても分かりやすくお伝えします。


【セミナー開催報告】
イチゴに共存するフミツキタケより植物ホルモン用物質の新発見並びにその精製法及び合成法、また、シアノバクテリアクロム(シアノバクテリアの光受容体)を用いた光遺伝学(シアノバクテリアクロムを用いた光スイッチ)の開発とその利用についてお話しいただきました。セミナー中も活発な議論がなされ、セミナー後の懇親会でも多数の人が残り将来の利用法やどのように研究者の道を選んだか等、様々な話題に花を咲かせました。

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ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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