BAS主催 UCSFセミナー 9月29日(金)18時30分 開催のご案内

【 BAS主催UCSFセミナー 9月29日(金)午後6時30分 ~ 】

 9月29日(金)に開催のUCSFセミナーでは、Stanford大学Otolaryngologyの久保田万理恵さんに「ムンプスウイルスと糖鎖受容体---「鍵」と「鍵穴」はどのようにかみ合っているのか」という演題でご講演いただきます。
 久保田さんは九州大学医学部医学科にてMDを取得後、初期臨床研修を経て九州大学耳鼻咽喉科学教室に入局し、おたふく風邪の原因であるムンプスウイルスの研究にて今年3月にPh.D.を取得されました。この9月にStanford大学に留学され、Otolaryngology、Heller Labにて内耳細胞の研究に着手されています。本セミナーでは、ムンプスウイルスの感染メカニズムに関する久保田さんの研究成果(Kubota, et al. Proc Natl Acad Sci USA. 2016 Oct; 113(41):11579-11584、久保田.他 “ムンプスウイルスの糖鎖受容体” 医学のあゆみ、260巻6号、pp522-527、2017)を解説していただく予定です。奮ってご参加ください。

演題名:「Mumps virus and its glycan receptors 」
(和文タイトル:ムンプスウイルスと糖鎖受容体---「鍵」と「鍵穴」はどのようにかみ合っているのか)
演者:久保田万理恵 (Marie Kubota, MD-Ph.D.)
所属:Department of Otolaryngology, Stanford
日時:9月29日(金)午後6時開場 午後6時30分講演開始
場所:UCSF Mission Bay Campus, Genentech Hall, Room N114 (1階)
600 16th St, San Francisco, CA 94158
参加費:$5(軽食を用意します)、学生無料
*今回は、ニプロ株式会社様から食事の一部を御提供いただく予定です。

準備の都合上、参加希望の方は9月27日(水)までに戸田聡までお申し込みください。

会場の案内:建物の入り口(扇形の階段の左下)に警備デスクに繋がるインターフォンがあります。入り口を開けてもらい、建物中央にある警備デスクで入館手続きを済ませて下さい。
建物に入る際にPhoto IDの提示を求められますので、運転免許証などの身分を証明できるIDをご持参下さい。

演題概要:
流行性耳下腺炎(ムンプス)は「おたふく風邪」として知られる感染症で、日本では毎年小児を中心として数十万人が罹患しています。その名前にも表されるように耳下腺の腫れや発熱を特徴とし、通常は1〜2週間で自然に軽快します。合併症として無菌性髄膜炎、精巣炎、難聴などが知られています。特に、ムンプス罹患後の難聴は高度で有効な治療法が乏しく、小児では言葉の発達にも重大な影響を及ぼすことから、この予防や治療法の開発が今後の重要な課題です。
*参照URL
 http://www.asahi.com/articles/ASK956J41K95UBQU01K.html

 ムンプスウイルスを含む多くのウイルスは、感染の最初のステップとして、宿主細胞上に発現する分子を「受容体」として認識し結合します。この受容体とウイルスとの結合は「鍵」と「鍵穴」のような関係で、両者がうまくかみ合うことのできる組織・細胞でのみ感染が起こり得るため、両者の結合はウイルスの組織親和性(特定の組織・臓器への感染のしやすさ)や宿主域(ヒトには感染するがトリには感染しない、など。)を決定する重要な要素です。つまり、「鍵」と「鍵穴」はどのようにかみ合っているのか、そもそも注目する組織・細胞に適切な「鍵」が存在しているのか、などを知ることによって、例えば「なぜムンプスウイルスは聴覚組織に親和性が高いのか」ということを解明する手掛かりとなるかもしれないということです。

 私たちは、ムンプスウイルス感染における課題解決に向けたひとつの手掛かりを掴むべく、「鍵」である受容体、「鍵穴」であるウイルス表面の蛋白質、この両者の結合という観点から研究を行うこととしました。ムンプスウイルスの受容体は一般的に宿主細胞膜上に存在する糖鎖末端の「シアル酸」といわれており、これにムンプスウイルスの受容体結合蛋白質であるHemagglutinin-Neuraminidase (HN) が結合します。X線結晶構造解析の手法を用いることで両分子の結合を原子レベルで明らかにし、その結果に基づいてウイルス学的、糖鎖生物学的な解析を加えながら研究を行ないました。

遠心機のリコール情報

トミー精工社製の遠心機に不具合が見つかったそうです。
もし使われている場合は、こちらの情報を参照下さい:
http://bio.tomys.co.jp/news/2017/06/post-103.html

求人情報

(1)
UCSF Kajimura labから今度、来年4月からアルバートアインシュタイン医科大学で独立される篠田さんからのポスドク募集です。
ポスドク募集案内のリンク:
http://www.kenkyuu.net/classified/2017/07/2017-07-21.html

アルバートアインシュタインは、ニューヨーク近郊にある医科大学で、研究のレベルは非常に高いです。
私のラボは、全米に10拠点あります、糖尿病センター(The Einstein-Mount Sinai Diabetes Research Center)内にあり、最先端の代謝研究ファシリティへのアクセスがあります。
弊ラボは、スタートアップ資金に加え、NIHからのR00グラントのサポートがあり、ポスドクの方に、思う存分腕をふるってもらえる環境を用意します。
今年か来年に修了予定で、海外でトップジャーナルを目指すガッツのある学生さんがお知り合いにいましたら、転送していただけますと幸いです。
研究の方向性としては、下記のアブストラクト(英文)を見てもらえますと、イメージがつかめると思います。
http://grantome.com/grant/NIH/K99-DK110426-01://
よろしくお願いいたします!

篠田幸作


(2)
名古屋大学環境医学研究所 分子代謝医学分野から特任助教・博士研究員募集案内です。

詳細につきましては、こちらの添付書類をご覧下さい:
https://drive.google.com/file/d/0Bz8wSRuNCzjaYU9vQTBOcFN5bDg/view?usp=sharing

当研究室では、慢性炎症の観点より生活習慣病の成因の解明と新しい治療戦略の開発を目指した分子医学的研究を進めています。
現在、医学、農学、薬学などのバックグラウンドを有するメンバーが集まり、臨床応用を目指した基礎医学研に取り組んでいます。
研究内容の詳細は、研究室HPをご参照下さい。
http://www.riem.nagoya-u.ac.jp/4/mmm/index.html

BAS主催 UCSFセミナー 8月7日(月)18時30分 開催のご案内


【BAS主催UCSFセミナー 8月7日(月)午後6時30分〜】

少し急な案内になりますが、来週8月7日(月曜)に開催のUCSFセミナーでは、UCSF, Department of Microbiology & Immunologyの小野口 和英さんに『Cellular homeostasis regulates innate immunity in Drosophila』という演題でご講演いただく予定です。
小野口さんは、2011年よりUCSFのAndinoラボで、ウイルスに対する自然免疫(innate immunity)の仕組みについて研究されてきました。日本に帰国される直前でお忙しいところ、留学中に進められてきた研究について講演していただけることになりました。時間に余裕があれば、留学生活の楽しみ方についても少しお話頂けるかも知れません。奮ってご参加下さい!

演題:Cellular homeostasis regulates innate immunity in Drosophila
講演者:小野口 和英(Kazuhide Onoguchi, Ph.D.)
所属:Department of Microbiology & Immunology, UCSF
日時:8月7日(月曜日です!)午後6時開場、午後6時30分講演開始
場所:UCSF Mission Bay Campus, Genentech Hall, Room N114 (1階)
600 16th St, San Francisco, CA 94158
参加費:$5(軽食を用意します)、学生無料


準備の都合上、参加希望の方は8月7日の午前中までに、 「お名前」と「ご所属」を明記して城戸宛にメールでお申し込みください。 

会場の案内:建物の入り口(扇形の階段の左下)に警備デスクに繋がるインターフォンがあります。入り口を開けてもらい、建物中央にある警備デスクで入館手続きを済ませて下さい。
建物に入る際にPhoto IDの提示を求められますので、運転免許証などの身分を証明できるIDをご持参下さい。



【セミナー開催報告】

8月7日のUCSFセミナーでは、小野口 和英さんにご講演いただきました。
今回のセミナーの参加者は29名(講演者と学生3名を含める)でした。
参加者からの質問も盛んで、活気溢れるセミナーとなりました。
あらためまして、ご帰国直前でお忙しいにも関わらず講演下さった小野口さんにお礼申しあげます。日本でのご活躍をお祈りいたしております。

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その他の写真

BAS合同セミナー開催と演題募集のご案内



2017年、今年も、年に一度の合同セミナーを10月21日(土) UCSF Mission Bay Campusにて開催いたします!
合同セミナーでは、ベイエリアの大学や企業で研究されている皆様に、各々の研究やアイデアについて発表して頂くとともに、学術的情報交換や交流を図っていただいております。セミナー後の懇親会はネットワーキングに最適です。

-特別講演について-
今回の合同セミナーでは、カリフォルニア大学デービス校地質学科(UC Davis Earth and Planetary Sciences)教授でいらっしゃる藻谷亮介先生に、「環境変動と魚竜類の進化。海洋を侵略した最初の肺呼吸型四足動物」という演題でご講演いただきます。

藻谷先生は、東京大学理学部をご卒業後、トロント大学へ留学され,博士号を授与されました。その後、カリフォルニア大学バークレー校、王立オンタリオ博物館、オレゴン大学でリサーチトレーニングを積まれ、2004年にUC DavisにPIとして着任されました。藻谷先生は、動物の進化の過程について、化石から得られる知見と物理学を用いて、研究されています。2015年には、生物が陸上から水中へ移行する進化の過程を解き明かす手掛かりとなる新たな化石を発見されるなど(Nature 2015)、古生物学研究で世界をリードされています。
今回の講演では、これまでの研究成果についてお話しいただく予定です。奮ってご参加ください。

過去の合同セミナーの様子:
2015年 https://goo.gl/photos/6a5eS5wRjoqZA7ir7
2016年 https://goo.gl/photos/G8w3T7bzP5abExbw5

【開催予定日】
10月21日(土)の午後(13時頃開始を予定しています)

【内容】
(1)特別講演
 藻谷亮介(Professor, Department of Geology, UC Davis)
 「環境変動と魚竜類の進化。海洋を侵略した最初の肺呼吸型四足動物」
(2)口頭発表+ポスター発表
(3)懇親会

【会場】
UCSF, Mission Bay Campus
詳細な場所は、追ってご案内いたします。

【参加費】
 参加者(発表者以外): $10
 学生        : $5
 発表者       : 原則無料(企業より発表を希望される方はご相談ください)

【参加者および発表者の応募要項】
現在は発表者ならびに参加者を募集しております。発表者の枠には限りがあります、奮ってご応募下さい。

発表応募要項:
締切:8月31日(木)(定数に達し次第締め切ります。発表を希望される方は早めにお申込みください。)

発表内容について:
ライフサイエンス分野の発表(医学、生物学、生命情報科学等)であれば内容は問いません。渡米後1−2年目の方には日本でのお仕事の発表にも最適です。

発表形式: 
(1) 口答発表
   PowerPointなどによるプレゼンテーション(日本語または英語で)
  発表 15分+質疑応答 5分(発表時間については相談可)

(2) ポスター発表
   40~60分のポスターセッション

発表応募先: 
発表を御希望の方は下記のフォームから御申込み下さい
https://goo.gl/forms/MD7gk4gIwPIhq8QF3

参加申込先:
発表をなさらずに参加のみをご希望の方は、下記のフォームから御申込み下さい。
https://goo.gl/forms/7ljxv5uZjaK0FTmP2

ベイエリアで研究・仕事をされる方達が一同に会する年に一度のイベントに奮ってご参加下さい!!
ベイエリアセミナーとは
Japanese San Francisco Bay Area Seminar は生物学・医学に関するセミナー開催を中心的な活動として研究者支援を行っている非営利団体です。

 
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